奈良クラブがある日々

JFL奈良クラブ応援ブログです

2024年2月17日 鴻ノ池に夜間照明が点灯した

奈良クラブJ3参入とともに幕を下ろした当ブログですが、ほんの少し復活です。

 

奈良クラブは2023年のJ3初年度は5位と大健闘。

サポーターの数も激増し、ロートフィールドの雰囲気も随分変わりました。

2年目の2024年はどんな一年になるでしょうか?

 

その2024年J3リーグ開幕戦を1週間後に控えた2024年2月17日。

遂にロートフィールドの夜間照明点灯式を迎えました。

思ってた以上に大きくて高い!

そりゃあ総工費8億円弱かけています。

左横にある小さいのが既設の練習用照明。

比較すると大きさがよくわかるでしょう。

 

それにしてもここまで本当に大変な道のりでした。

これまで必須条件でなかったスタジアムの夜間照明設置が、2024年度までに設置が義務付けられたのが発端でした。

narashibachikaemon.hatenablog.jp

大事業です。

設置までに必要な手続きを逆算すると、2022年時点で全く猶予が無い状態。

しかし、表向き全く動きが見えない中でJ3ライセンス申請期日を迎えました。

narashibachikaemon.hatenablog.jp

当ブログで最もアクセスが多かったこの記事。

記事中で引用している濵田社長のコメントからも苦渋が伝わります。

照明設置費用をクラブも億単位での金銭負担を市から求められているとも聞いていました。

過去にキッチンカーの200万円だったかのクラウドファンディングすら失敗したのに無理難題だ。

Jに上がれない奈良クラブ

これを受け入れて、自分はどうするのかを決める時が来る。

そんな半ば諦めの境地にいた9月に動きがありました。

narashibachikaemon.hatenablog.jp

奈良市補正予算案の中に「夜間照明整備設計費用」が計上されている!

奈良市は動いてくれていた!

しかし、Jリーグが求めているのは照明設置の「確約」

素直に考えれば、確約とは工事が竣工されている、又は竣工日が決まっている状態でしょう。

奈良クラブはそこまでには至っていない。

全てはJリーグの采配に委ねられたままである事は変わりありません。

 

そして運命のJリーグ理事会

 

narashibachikaemon.hatenablog.jp

無事にライセンスが交付されました。

その後、奈良クラブは見事JFL優勝→J3参入を果たし、当ブログも最終回を迎えたのでした。

 

しかし、

 

照明が「2024年2月のスーパーカップ」(まさに2024年2月17日!)までに設置されなければ、ライセンスははく奪されてしまいます。

なので、当ブログ終了後も工事竣工まではずっとやきもきしておりました。

https://x.com/marchquarter7/status/1640112469925572612?s=20

https://x.com/marchquarter7/status/1640112469925572612?s=20

https://x.com/marchquarter7/status/1640112469925572612?s=20

 

そして、ようやくようやく点灯式を迎えたのです。

 

照明がついた瞬間は、はっと息を飲みました。

鴻ノ池陸上競技場が進化を遂げた瞬間に立ち会えました。

 

自分は外野から勝手に心配しながら見守っていただけに過ぎません。

点灯式に来られていた来賓の皆様もそうですが、この日来られていない沢山の方々のご尽力があってこそ照明設置は実現できました。

長期に渡る、しかし少しも立ち止まることが許されない案件。

こちらの想像をはるかに超えた難しい局面も多々あったでしょう。

 

全ての関係者の方々に心からの御礼を申し上げます。

本当にお疲れさまでした。

本当にありがとうございました。

 

この事を伝え残したくて今回だけ復活しました。

点灯式後のTRMは残念ながら負けてしまいました。

しかし、ロートフィールドでのナイトゲーム真のこけら落としは、

4月24日のルヴァンカップ

相手はサンフレッチェ広島

オリジナル10ですよ。

華やかな舞台が用意されました。

素晴らしい試合を期待しましょう。

 

さらなる高みへ!

次の試合に勝つ!

【最終回】奈良クラブがある日々

JFL表彰

今シーズンのJFL表彰が行われました。

【JFLオフィシャルサイト】第24回日本フットボールリーグ受賞者(チーム・個人)決定のお知らせ

今年は3年ぶりに表彰式が開催されました。

過去、奈良クラブからは

2015年:シュナイダー潤之介選手

   (ベストイレブン

2016年:茂 平選手

   (新人王ベストイレブン

2017年:坂本修佑選手

   (得点王ベストイレブン

JFL昇格後3年間は毎年誰かが表彰されていたのですが、2018年以降は奈良クラブから受賞者が無く寂しい思いをしたものです。

しかし、今年は優勝した事もあり受賞者が沢山います。

 

・チーム表彰

優勝奈良クラブ

 

・個人表彰

フリアン監督優秀監督賞

29番浅川隼人選手MVP得点王

         ベストイレブン

31番アルナウ選手ベストイレブン

4番  伊勢 渉選手ベストイレブン

 

🎊おめでとうございます🎊

一区切り

JFL表彰をもって、2022年シーズンは幕を閉じました。

そして、このブログも今回で一区切りです。

なんせここはJFL奈良クラブの応援ブログです。

正確には来年1月末まではJFLかもしれませんが、

 

もちいどのセンター街~三条通ごあいさつ回りも終わりました。

 

 

シーズン報告会も終わりました。

 

来年オープンの新拠点の愛称もナラディーアと決まりました。

naraclub.jp

 

来シーズンに向けた選手スタッフの契約更改も進んでいます。

 

奈良クラブJFL時代はもはや過去です。

 

2023年J3リーグ開幕に向かって進んでいきましょう。

最終回の理由

元々このブログを始める時から必ず最終回の記事を書いて終わると決めていました。

 

ブログを始めたきっかけを最初の記事から引用すると、

Twitterで過去の発言を振り返ろうとすると結構面倒くさい。
それなら、発言をブログにリンク張ってまとめておけば良いんじゃないかな?そういう使い方をしているブログも多いし。
でも、ただ貼り付けるだけの倉庫にするのは面白くない。
過去の自分の発言にツッコミを入れたり補足するコメントを入れたらどうだろう?
映画のブルーレイやDVDソフト特典のオーディオコメンタリーみたいな感じで。

我ながら大噓つきですね。

実際そんなつもりでは始めたと思うのですが、気が付けば全然違うフォーマットになっていました。

 

スターティングフォーメーションやその試合時の順位は自分が残しておきたかったから。

そして年間の順位推移表を作りたかった。

narashibachikaemon.hatenablog.jp

目標達成です。

しかも優勝の軌跡を残せたなんてとても嬉しい。

しかし、Jに上がれば公式非公式問わず、より精密なデータベースが存在します。

自分が作る必要はもうありません。

 

もう一つ、このブログを見て万人に一人でも奈良クラブに興味を持ってくれたらという思いもありました。

今シーズン本当にそう言って遠くからわざわざ奈良クラブを観にきてくださった方がいらっしゃいました。

願いは叶いました。

 

ただ、試合を見ながら記事の構成や文言を同時に考えるのはちょっと疲れてしまいました。

もっと気楽に奈良クラブを観たい。

それが最終回の一番の理由です。

奈良クラブJFL卒業というタイミングも良いだろうと判断しました。

奈良クラブがある日々

奈良クラブについて自分には夢があります。

 

奈良クラブのJ1ホーム開幕戦を価格の一番高い席で観戦する事。

 

濵田社長の中期計画ではおよそ10年後。

 

それを叶えるために最も必要な事は、

 

奈良クラブを好きであり続ける事。

 

これがとても難しい。

自分も他人も時とともに変わるものです。

そして他人は自分の思うようには変えられません。

 

実は奈良クラブの事を嫌いになる時がたまにあります。

愛憎は表裏一体です。

 

万一、これ以上は無理となったら奈良クラブから遠く離れるしかありません。

全く試合を観ないシーズンもあるかもしれない。

 

それはそれで良いでしょう。

 

奈良という街に住んでいる以上、ポスターや看板やタペストリーや駅前ヴィジョンなどで奈良クラブを目にする事が今後益々多くなります。

 

奈良クラブのある日々は否応なく続きます。

 

どれだけ心離れても、きっとある日ふらりとスタジアムに戻れるんです。

それくらい自由な立ち位置で、これからも奈良クラブと付き合っていけたらと思っています。

御礼

最後になりましたが、

投稿告知のツイートにいつもいいねやリツイートをくださった方々

引用RTやDMなどで感想をくださった方々

なにもなくとも閲覧してくださった方々

中断期間はありましたが2年間続けられたのは皆さんのお蔭です。

ずっと励みになっていました。

心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

 

最終回もこれで締めましょう。

 

高みへ!

次の試合に勝つ!

JFL2022年シーズンの順位推移

奈良クラブの優勝で終わった2022年のJFL

今回は順位推移を見ていきます。

このブログの大きな目的の一つがこの順位推移グラフを作ることでした。

JFL全体推移

6月から7月の上位戦線は毎週順位が激しく変動する大混戦でした。

開幕からコロナや天候不順に悩まされてなかなか安定して試合消化できない時期でもありました。

試合以外の厳しいコンディションをチーム全体で切り抜けられたかどうかが大きな分かれ目だったように思います。

結果的に9月にはリーグ上位下位のふるい分けは決しました。

上のグラフはさすがにゴチャゴチャしすぎているので、上位から4チームずつ分けて見ていきましょう。

1位~4位

1位奈良クラブ

まずは我らが奈良クラブ

6月まではなかなか勝ちきれず、勝ち続けられず、中位で我慢する日々。

転機は6月13日の11節。

平日月曜日のナイターにも関わらず2011人集めたホンダロック戦で勝利した事。

夏の大混戦期において上昇気流に乗れました。

2022年JFL第11節 奈良クラブ対ホンダロックSC - 奈良クラブがある日々

さらに中断期間の8月19日。

同じく平日ナイターで行われた15節延期試合、FCティアモ枚方戦に勝利してリーグ首位に立ち勢いが加速。

2022年JFL第15節 奈良クラブ対FCティアモ枚方 - 奈良クラブがある日々

そして生駒山ダービー再試合。

9月30日の20節FC大阪戦に大勝した事が優勝に繋がりました。

【再試合】2022年JFL第20節 奈良クラブ対FC大阪 生駒山ダービー - 奈良クラブがある日々

3試合とも全て平日ナイター。

逆境に立たされた試合に勝利できたのは、強いパッションを育んできたから。

改めて奈良クラブの成長と収穫のシーズンでした。

2位FC大阪

FC大阪も、夏までは奈良クラブよりは上の順位にいたものの突き抜けられずにいました。

例年、夏場になると謎の大失速をしてしまうFC大阪ですが、今年は逆に勢いをつけて加速。

生駒山ダービーの大敗もものともせず力強く駆け抜けました。

6月19日の鈴鹿ポイントゲッターズ戦。

12152人の大観衆の中で勝利した試合が大きかったのではないでしょうか。

FC大阪が花園ラグビー場で試合、カズ効果もあり1万2千人来場 - 産経ニュース

3位Honda FC

夏場の混乱期はあったものの、総じて上位安定のHonda FCは今シーズンも強かった。

しかし、かつての圧倒的無敵感は陰りを見せ、開幕後7月までは首位に立てず。

そして最終盤に痛恨の失速。

3年連続のV逸となってしまいました。

4位ラインメール青森

スタートダッシュには失敗したものの、マイペースで着々と順位を上げ、最後まで昇格争いに食い込みました。

終盤の奈良、大阪との直接対決に連敗した事が全て。

しかし勝点51の4位は例年なら十分昇格圏でした。

5位~8位

5位FCマルヤス岡崎

大補強でJFLオールスターチームを編成した事もあって夏までは快進撃。

このまま首位独走してしまうのかと思われましたが夏場に失速。

しかし、その後持ち直し最後まで上位に踏みとどまりました。

6位東京武蔵野ユナイテッドFC

昨シーズン後半から持ち直した古豪は前半戦一時は首位に立つほどでしたが、こちらも夏場に失速。

マルヤスと同じく持ち直して上位戦線に踏みとどまりましたが6位に終わりました。

7位ヴィアティン三重

開幕ダッシュに成功したものの、その後続かず一時失速しかけましたが、夏場に回復。

しかし、秋に再失速して7位に終わりました。

8位ヴェルスパ大分

2年前のリーグ優勝チーム。

奈良クラブにとって天敵チームのヴェルスパ大分は開幕ダッシュに失敗し、夏場に回復するも伸び悩んで8位でフィニッシュでした。

9位~12位

9位鈴鹿ポイントゲッターズ

レジェンド三浦知良選手加入で観客動員は2000人を突破し、他クラブの集客にも大貢献した鈴鹿でしたが、6月末に百年構想クラブ失格。

それでも9位に踏みとどまったのは地力の強さの証。

10位ホンダロックSC

5月に急上昇して一時2位まで順位をあげたもののそこからジェットコースター並みの急降下。

来シーズンからは会社名変更でチーム名も変わるホンダロックSCとしての最後の順位は10位でした。

11位高知ユナイテッドSC

今年J3ライセンスを取得したものの、開幕直後以外は昇格争いに加わることができず。

しかし11位はJFL昇格後過去最高順位。

12位FC神楽しまね

シーズン前半は降格圏低迷。

給与未払い等の経営危機が明るみになったのが7月末。

特筆すべきはそこからの大逆襲。

アウェイ遠征費用もままならない厳しい環境の中、一時11位まで順位を上げる大健闘はJFLの歴史の中で語り継がれるでしょう。

13位~16位

13位FCティアモ枚方

昨シーズン8位ででしたが今シーズンは下位低迷。

昨シーズンの主力選手が多く抜けてしまった事も響いたように思います。

シーズン途中の監督交代も効果なく13位で今シーズン終了。

14位ソニー仙台FC

二大門番の一つがまさかの下位低迷。

奈良クラブとの対戦試合を観る限り、高い組織力と脅威のハイプレスは健在。

来シーズンはきっと巻き返すでしょう。

15位クリアソン新宿

今シーズンJFL昇格チームに厳しい洗礼。

しかし新国立競技場を使って観客動員JFL新記録16218人はさすが大東京のど真ん中のチーム。

10/9に国立競技場で開催されたJFL第24節の、イベント及びメディア露出などの報告 │ Criacao Shinjuku Official Site

組織力はあるものの、ディフェンスラインの強化が課題でしょうか。

16位MIOびわこ滋賀

毎年中下位で踏ん張る滋賀も遂に今シーズンは最下位。

今シーズンは免れたものの、来シーズンからは確実に降格が発生する気配濃厚。

かなり大規模なてこ入れが必要でしょうか。

来シーズンは近畿で唯一のJFLチーム。

健闘を祈ります。

 

各チーム、今シーズン無事完走お疲れさまでした!

来年のJFLも熱い戦いとなりますように。

【JFL優勝】2022年JFL第30節 ソニー仙台FC対奈良クラブ

Starting Formation

試合結果

ソニー仙台FC 1-1 奈良クラブ

詳細はこちら

順位表

奈良クラブ優勝!

今回はここから色々と話していきます。

昨シーズンが終わった頃、濵田社長とお話する機会があった時に、

 

「昇格するには3位とか4位とか言ってたらダメですよ。優勝するぐらい言わないと。」

 

とおっしゃってました。

今シーズン初めの新体制発表会でも、

 

「昇格はマスト!優勝を狙います!」

 

と高らかに宣言されていました。

 

優勝しちゃいました!

 

言葉の力は凄いと思い知らされました。

改めて、奈良クラブに関わる全ての皆様

 

おめでとうございます!

 

順位表見てもすごいんですよ。

2位FC大阪との得失点差。

20節の生駒山ダービーの結果(5-0)そのままです。

narashibachikaemon.hatenablog.jp

この試合がもしドローだったら、

勝点57で並んで1位2位は変わらなかったものの、

総得点差で優勝はFC大阪でした。

そのFC大阪も今節観客を12183人集めて見事J3昇格を決めました。

 

FC大阪

J3昇格おめでとう!

 

つくづくご縁があるお隣さん、これからもよろしくお願いします。

そして4位に入ったラインメール青森

観客動員要件をクリアした鈴鹿戦後、周囲は昇格が決まったかのような雰囲気になっていましたが、実はものすごく心配していました。

鈴鹿戦後の奈良クラブの勝点は49

ここから4連敗して青森に抜かれるかもしれない。

抜かれてしまったら百年構想チーム3位に落ちて昇格を逃してしまう。

JFLはそういう事が起きてしまうから恐ろしい。

そして、ラインメール青森の最終勝点は51

 

危なかったよ!

 

ラインメール青森は来シーズン昇格候補の筆頭に挙げられるでしょう。

是非頑張ってください。

試合感想

では、試合の感想の方へ。

前半は奈良クラブが試合の主導権を握っていました。

中盤でボールを奪って相手陣内でパスを回す理想的な展開。

得点こそ奪えなかったものの、危なげなく前半を終了しました。

しかし、後半になって状況は一変。

ソニー仙台が前進を始めます。

前半とは逆に奈良クラブ陣内でボールを回され、あわやのシーンもあって嫌な雰囲気に。

しかし、後半74分。

44番嫁阪翔太選手からの折り返しを29番浅川隼人選手のヘディングで奈良クラブ先制!

やっぱり浅川隼人!それも凄いけど、嫁阪選手のアシストが嬉しい。

今シーズン加入の嫁阪翔太選手。なかなか出場機会に恵まれませんでしたが、最終戦で素晴らしい仕事をしてくれました。

そのまま逃げ切って勝利で優勝を飾りたかったですが、後半AT3分にソニー仙台FC9番内野裕太選手に同点ゴールを決められ試合終了。

JFL門番として、そしてホーム最終戦で負けられないプライドにやられた!

優勝は他会場結果待ち。

先にHonda FC敗戦の報が入りました。

そしてFC大阪

試合展開がFC大阪逆転の雰囲気プンプン。

ラストワンプレーのコーナーキック

それが決まらず試合終了!

奈良クラブの優勝が決まりました!

最後の最後まで劇的な2022年JFLでした。

浅川隼人選手得点王

この試合でも1ゴールを決めた29番浅川隼人選手が今年度JFL得点王に輝きました。

浅川隼人選手

おめでとう!

浅川選手が得点王を取れば奈良クラブは優勝すると言ってきましたが、本当にそうなりました。

JFLベストイレブンにMVPも間違いないのでは?

浅川選手、今シーズン奈良クラブに加入してもらって本当にありがとうございます。

さようならJFL

奈良クラブJFLでの戦いは今日で終わりました。

降格制度が始まりますし、何が起こるか分からないのが世の中。

しかし、決して後ろは振り向かない。

JFL日本フットボールリーグ、8年間ありがとうございました。

 

FC大阪

勝ち負けで決着した試合はいつも地団駄を踏んだり踏ませたり。

不思議なご縁のあるチーム。

これからも共に切磋琢磨。

 

Honda FC

絶対王者

奈良で勝ちたかったです。

次は本気の天皇杯で。

 

ラインメール青森

なかなか勝てなかった天敵の一つ。

Hondaと同じく奈良で勝ちたかった。

 

FCマルヤス岡崎

今シーズンは特に強かった。

第三の門番襲名ですね。

 

東京武蔵野ユナイテッドFC

対戦時は好勝負が多かったように思います。

自分の中では古豪と言えばこのチームでした。

 

ヴィアティン三重

内心今シーズンの昇格候補筆頭でした。

質量共にJに相応しい素晴らしいチームと思っています。

 

ヴェルスパ大分

奈良クラブ最大の天敵。

フィジカルと速さはいつも脅威でした。

 

鈴鹿ポイントゲッターズ

JFLの中で最も華のあるチームと思っています。

その上なかなか勝てない強敵の一つでした。

 

ホンダロックSC

強固な守りを破る事がなかなかできなかった。

JFLならではの個性的な応援が好きでした。

名前が変わってもそのサッカーを愛せ。

 

高知ユナイテッドSC

2020年コラボ企画のTシャツこれからも大事にします。

四国最後のJ無し県解消の日が早く来ますように。

 

FC神楽しまね

松江シティ時代は全然勝てなかった。

苦しい状況の中、今年ロートフィールドで見た雄姿は忘れません。

 

FCティアモ枚方

はまると止まらない破壊力は脅威でした。

枚方地域リーグ時代に天皇杯で負けた悔しさは頭から離れません。

 

ソニー仙台FC

JFLで一番勝てる気がしないチームでした。

最後も門番の強さを見せられました。

 

クリアソン新宿

1シーズンしか戦えなかったけど、奈良で初勝点を献上。

組織力のあるチーム。来年はきっと飛躍するでしょう。

 

MIOびわこ滋賀

コロナ前、疾走感があるチャントを聞くのが楽しみでした。

来年からはJFLで近畿唯一のチーム。再起を願ってます。

 

どのチームも個性的で、そして強かった。

来年のJFLもきっと激戦が繰り広げられる事でしょう。

 

全試合レビュー達成

今年度の奈良クラブの試合は全て終了しました。

私事ですが、

プレシーズンマッチの福山シティFC戦

天皇杯奈良県決勝、1回戦

JFL30試合

今年度全試合レビュー達成できました。

応援してくださった方々、本当にありがとうございます。

 

今回も〆はいつも通り。

 

高みへ!

次の試合に勝つ!

2022年JFL第29節 奈良クラブ対FC神楽しまね

Starting Formation

試合結果

奈良クラブ 2-1 FC神楽しまね

詳細はこちら

順位表

奈良クラブ1位

次節順位:13

奈良クラブ優勝条件

奈良クラブは次節勝敗に関わらず優勝の可能性があります。

①次節奈良クラブ勝利

FC大阪勝利で得失点差が奈良クラブ以下

又は

FC大阪引分け以下

 

②次節奈良クラブ引分け

FC大阪引分け以下且つHonda FC引分け以下

 

③次節奈良クラブ敗戦

FC大阪敗戦且つHonda FC引分け以下

観客動員数

今節来場者数 

2103人

今シーズン来場者数

36836人

1試合平均約2456人

 

沢山のご来場ありがとうございました。

試合感想

最近の奈良クラブは情報過多がもの凄い。

この試合もゲストの青山テルマさんが持ち歌は歌わずゴール裏で弾けていたり、

 

 

試合後に荒井正吾奈良県知事がJ1規格スタジアムの建設を約束したり、

 

 

ナラドーナが奈良県ブエノスアイレスから来たり、

 

 

全部扱うと途中で力尽きてしまうので自分の書きたいところだけです。

 

13番都並優太選手

自分にとっての奈良クラブ生涯ベストゲームは

2020年最終節、ホームでのMIOびわこ滋賀戦。

この試合で後半ATに鮮やかなダメ押し点を決めたのが都並優太選手。

この選手は印象に残るゴールを決めてくれます。

昨年、本人はすっかり忘れているでしょうけど、とあるイベントでちょっとした恩義を感じて今シーズンのユニフォームは都並選手を選択したのでした。

今シーズンも右SBとして活躍した都並選手ですが、

後半ATに終戦前に首位に躍り出る決勝ゴール!

奈良市役所さんのカメラワークは抜群です!

29番浅川隼人選手に打つなと言われて打ってしまったそうですが、まるでエースストライカーみたいですね。

ずっと前に頂いたサインは家宝として大事にしています。

(昨年までは背番号3でした)

得点王争い

今日もPKで1得点の29番浅川隼人選手

このカメラも素晴らしい。

得点ランキング単独トップに返り咲きです。

 

 

実質この上位5選手までの争いになるでしょうか?

浅川選手の得点王とチームの優勝。

この二つは絶対連動しています。

20点狙ってください。

FC神楽しまね斯く戦えり

FC神楽しまねは今シーズン経営危機が顕在化し、厳しい日々が続いています。

ginnojo.com

選手スタッフは今も給料未払いが続いているようです。

試合ではホームでもアウェイでも募金箱が設置されて支援を求めていらっしゃいます。

だけど、選手スタッフやサポーターにばかり頭を下げさせて顔を見せず、なんらストーリーも語らないしまね経営陣の態度には納得できないものがあり、この試合でも募金箱は設置されていましたがやはり近づけませんでした。

しかし、この試合でのFC神楽しまねの戦いぶりは感動的でした。

入場時のガードオブオナーに始まり、

キックオフ後もしまねが押す試合展開。

奈良クラブ攻略の基本は前線が常に起点選手にプレスをかけてビルドアップさせない事。

それを客席まで確実に伝わる闘志で見せてくれたのが24番加倉広海選手

42分の同点弾は奈良クラブGK31番アルナウ選手のミスキックだったかもしれないけれど、ボールを顔面に食らった強烈な衝撃にもめげずゴールめがけて振りぬいたのは加倉選手の一歩前に出る強い気持ちが引き寄せたものでしょう。

正直この試合はドローかもしかしたら逆転されるかもしれないと思わせられました。

客席にまであんな気迫が伝わってくる感覚は初めてかもしれない。

何故こんなに戦えるのか?

一体彼らに力を与えているのは何なのか?

彼らの鬼気迫るプレーは怖さというよりとても輝いて見えました。

結果は奈良クラブの勝利に終わったものの、より強い感動を与えてくれたのは紛れもなくFC神楽しまねの方でした。

そんなチームに対して試合終了後に蔑ろな扱いを奈良クラブがしてしまったことはとても残念で悲しいです。

しかし、彼らが引き上げる時のメインスタンドからのこの試合最も大きい万雷の拍手。

試合には勝ったが、プロフェッショナルとしての気高さはこの試合どちらが勝っていたかは明白でした。

プロフェッショナルには報酬が支払われるべきです。

試合会場で募金はできなかったけど、翌日ホームページから支援手続きをしました。

実は偉そうな事言いながら、ほんの些少です。

だけどこれは可哀そうだから、気の毒だから、じゃないからね。

繰り返しますけど、プロに対する報酬です。

神楽しまねの経営陣の皆さんへ。

こんな素敵なチームを持っているんですよ。

もっと大事に大切に扱ってください。

この先、厳しい現実となったとしても、この試合の雄姿は忘れてはいけない。

ネットの片隅の零細ブログではあるけれど、しっかり刻んでおきます。

次節決着

長かった今年のJFLも残り1節です。

昇格するには優勝するくらい言わなくちゃだめですよ。

そんな風に昨シーズン終わりから濵田社長が口癖のようにおっしゃっていたのを覚えています。

まさか本当に優勝争いをして、すぐ目の前に届く距離にこの時期にあるというのは、本当に幸せな事だと思います。

最終節はアウェイでソニー仙台FC戦。

今シーズンは最後まで調子の上がらず、まさかの降格圏ギリギリ14位に沈んでいますが、門番の一つとして呼ばれたプライドがあるでしょう。

奈良クラブにとっても苦手な方のチームです。

どのような決着となるのか、それはもう気持ちの強い方が勝つのでしょう。

奈良クラブにとっても今のチームではそしてJFLでのラストゲーム

今シーズン最強の気持ちで!tps://twitter.com/thelma_staff/status/1591692810226642944?s=20&t=V1WEvdDKvALeQDJi_Lo-UQ

http://twitter.com/thelma_staff/status/1591692810226642944?s=20&t=V1WEvdDKvALeQDJi_Lo-UQ

 

高みへ!

次の試合に勝つ!

2022年JFL第28節 奈良クラブ対ヴィアティン三重

Starting Formation

試合結果

奈良クラブ 1-0 ヴィアティン三重

詳細はこちら

順位表

奈良クラブ2

奈良クラブの今シーズン3位以上が確定。

J3昇格が確定しました。

次節順位:13

観客動員数

今節来場者数 

3579人

今シーズン来場者数

34733人

1試合平均約2481人

 

試合感想

昇格が決まった試合でした。

昇格の思いは前回の記事の通りです。

narashibachikaemon.hatenablog.jp

今回はいつも通り。

この試合では、奈良クラブヴィアティン三重のパスを奪うシーンが数多く見られました。

かなり研究して練習してきたのでしょうね。

三重の前線がそれほどプレスをかけてこなかった事もあって、ボールも奈良クラブが支配している時間が長かったように思います。

これは早い時間に得点を重ねていけるのではないかとも思いましたが、そうは問屋が卸さない。

ヴィアティンのDF陣が奈良クラブの裏抜けにしっかり対策してきたようでした。

奈良クラブの3人のFWに対してぴったりマークしているし、ラインも綺麗に揃っていたし、なかなかチャンスを作れない。

逆にヴィアティンの25番藤澤典隆選手10番田村翔太選手といったサイドからの切り込みも鋭かった。

それらを奈良クラブ4番伊勢渉選手がよく防いでいて、いつもより大きく頼もしく見えました。

ただ、試合全体では膠着状態が続き後半へ。

フリアン監督が観客にまで激を飛ばして場を盛り上げる。

しかし、なかなかゴールまで奪えない。

このままスコアレスドローで終わるのかな?

そして、こういう時に先制されてしまうのを何度も見てきている。

その嫌な予感が的中しかけたのがこのシーン。

奈良クラブ5番菅野哲也選手ペナルティエリアでつまずいてくれた!

なんという幸運。

その10分後ですよ。

皆さんすでに何度も何度も見ましたよね?

相手のFKを29番浅川隼人選手が魂のパスカット。そこから10番山本宗太朗選手に繋ぎ、シュートが浅川選手に当たって跳ね返ったところを再度シュート!

大卒生え抜きの最古参選手が決めてくれた事がドラマ過ぎる!

そこからの後半AT含めて10分間程は祈る思いでいっぱいでしたが、不思議とこれまでで一番安心感のあるボール運びでした。

最後の14番森田凛選手のサイドラインをドリブルで早くも遅くもなく運んでいく時間の使い方よ。

 

そして試合終了。

 

奈良クラブ勝利!

ロートフィールドではようやく2勝目!

そして

J3昇格確定!

優勝争い

今節FC大阪Honda FCに勝利して、こちらもJ3昇格成績要件を満たしました。

おめでとうございます!

なんとFC大阪は今シーズンHonda FCに対してダブルです。

その結果、

残り2試合で首位から3位まで勝点で並んでしまった!

しかも得失点差も3点差。

逆転できるチャンスです。

こうなったら狙うべきでしょう。

優勝

次節FC神楽しまね戦はホーム最終戦ですが、いつもの秋風が寒く、寂しくしんみりした雰囲気はいらない。

試合前にウォークライで気合を入れるぐらいの闘志剥き出しでガンガン貪欲にゴールを狙って欲しい!

1点取るたびに雄たけびを挙げる!

1点取られたら3点奪い返す!

3点取られたらたくさんやり返す!

俺たちゃ無敵艦隊アルマーダ!

大西洋もだいたい奈良!

弾けようぜ奈良クラブ

 

ビーストモード全開で大暴れしてください。

 

高みへ!

次の試合に勝つ!