2年連続でコロナ禍のゴールデンウィーク(GW)。
しかも、昨年より状況が悪くなっているとはがっかりです。
それでもJFLは場所によっては無観客試合にしつつもリーグ戦を続行しています。
例年だとGW期間は週末以外に祝日の水曜日に1試合組まれていて、今年も5月5日にアウェイでFC TIAMO枚方との試合が予定されていましたが、大阪府に緊急事態宣言が発令された影響で後日延期。
開幕前はこの試合をリーグ戦初アウェイ観戦にする予定だったので、本当に残念です。
決まったことは仕方ないのですが、結局GW期間の奈良クラブの試合は5月1日の高知ユナイテッドSC戦のみとなりました。
3試合連続無得点で4連敗中の奈良クラブ。
どんな形でも勝つこと、その前にできるだけ早い時間に得点すること。
祈るような気持ちで観戦に臨みました。
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スタメン
前節ソニー仙台FC戦で負傷交代の片岡選手が外れたのは仕方ないですが、桑島選手もベンチ外なのが気になります。片山選手がスタメンに戻ってきました。2列目の選手左右がいつもと逆のような気もしますが、果たしてどうなるでしょうか。
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試合経過
それは試合開始1分。
加藤選手が上げたクロスに浜田選手がちょんとひっかけて良いところにいました山本選手!
実際のところ、あれ?入った?と拍子抜けするような感じでしたが何はともあれ先制。
これは大きい。良かった。
この試合の奈良クラブはボール運びもスムーズで前への意識も高くとても良い感じ。
というより、高知の圧がそんなに強くない。
6分にも森選手の素晴らしいドリブルから浜田選手追加点!と思われましたが残念ながらオフサイド。
日々進化を続ける奈良クラブを実感できます。
ところが・・・
10分過ぎに選手が引き上げていきます。
飲水タイムには早すぎる。
なんと落雷により試合中断となりました。
この後15時まで待って結局試合中止となりました。
【JFLオフィシャルサイト】第23回JFL 第7節 高知-奈良(春野陸)中止のお知らせ
15時15分普通に快晴。 pic.twitter.com/qUrZWMNfiq
— 濵田満(Mitsuru Hamada) 🦌 (@hamada_naraclub) 2021年5月1日
高知入りしていた濵田社長のツイートによると、この後すぐに雨が上がったそうですが、落雷は危険ですから中止判断に対しては従うしかありません。
安全第一です。
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本試合の取り扱い
前半10分 高知ユナイテッドSC0-1奈良クラブから再試合と決定しました。
(5月6日現在試合日時は未定)
【JFLオフィシャルサイト】第23回JFL 第7節 高知-奈良の試合の取り扱いについて
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感想
とても良い入りだったし、そりゃあ続けて欲しかった。
ただ、前節も前半先制されるまでは悪くなかったので、続けていても逆転負けしていた可能性も当然あります。
高知ユナイテッドSCはこの4日後のいわきFC戦で結果敗れたものの、2点ビハインドを追いつく健闘を見せています。(詳細はこちら)
その底力は決して侮れるものではありません。
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順位
16位
気が付けば試合消化数が一番少なく、置いてけぼり感があります。
各チーム試合数がバラバラでよくわからない状況になっています。
とにかく目の前の試合を一つずつ勝っていくしかありません。
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次の試合に向けて
奈良クラブ、次の試合は5月9日。天皇杯奈良県代表決定戦です。
相手は昨年に続き関西リーグ1部のポルベニル飛鳥。
昨年は延長でも決着がつかずスコアレスドローでPK戦まで追い込まれました。
相手もJを目指しているし当然侮れない強敵です。
しかし、それを言い訳にしてはいけない。
奈良クラブは文字通り格上なんですから、その地位に相応しい責務というものがあるでしょう。
相手に敬意を払いつつ、謙虚に振舞って横綱相撲で完勝して欲しいです。
昨年との違いもしっかり見せてもらわなくては。
良い準備を。
次の試合に勝つ!