しかし、試合後のフリアン監督のコメントは厳しいものでした。
naraclub.jpそれは今節いわきFC戦に向けて兜の緒を締める意味もあったかもしれません。
いわきFCは資金も練習環境もいうまでもなくJFL一番でしょう。
観客もこのコロナ禍に関わらず1000人以上動員できています。
何もかもがJFLというカテゴリーのレベルを超えているいわきFC。
今シーズンはここまで無敗の首位。
勝点を取って帰れたら万々歳ではあるものの、上り調子の奈良クラブならいわきFCに初黒星を付けられるかもしれないとの期待もありました。
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スタメン
山本宗太朗選手ワントップ。
前節負傷交代した寺島はるひ選手も元気にスタメンで一安心。
平松遼太郎の名前が無い!?故障でなければ良いですが、CB交代が必要になったら誰を入れるんだろう?
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試合経過
立ち上がりから、いわきFCの猛攻に耐え忍ぶ奈良クラブを想像していましたが、正々堂々パスを回し、前線からボールを奪いにいく姿には感動した!
互角以上の戦いじゃないか。
まるで首位攻防戦みたいだ。
いわきはロングボールの精度があまりないし、もしかしたらと思っていたら先制したのは奈良クラブ!
寺島選手が倒されて、FKから飯田選手がヘディングで折り返して小谷祐喜!
CBコンビが決めてくれました。
しかし、いわきFCもやっぱり強い。
すかさずFKから高い打点のドンピシャヘディングで同点。
これは仕方ない。
ここから一気にいわきが襲ってくるかと思いきや、奈良クラブ突き放す。
金子雄祐選手の鋭いシュートのこぼれ球を拾って決めたのが、片岡爽!
同点になって一気に盛り上がっていたいわきサポーターが静まりかえりました。
その後も一進一退の攻防で白熱した展開のまま前半終了。
いやあ、奈良クラブ強い!
後半になるとさすがにいわきFCが押してきます。
奈良クラブ守備固めかと思いきや、
72分
81分
後から考えると前線での守備面を強化するのが主目的だったかもしれませんが、試合を観ている最中は、奈良クラブ3点目を取りにかかっていると思って感心しました。
しかし、
90分を過ぎて突然おかしくなった。
露骨に遅延行為を始めてイエロー連発。
そしてラストワンプレー。
GKからのロングボールが味方に当たってオウンゴール。
サッカーの神様はしっかり見ている・・・。
奈良クラブ、アウェイで首位チームから勝点1は取ったものの、貴重な勝利を逃してしまいました。。。
(結果詳細はこちら)
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順位
14位
追い打ちをかけるように一歩後退です。
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感想
この試合は15試合目。
過去のシーズン前半戦と比較してみましょう。
2018年までは2ステージ制、2020年は後半15試合のみで開催されています。
2015年:6勝5分4敗 勝点23 1stステージ7位
2016年:3勝5分7敗 勝点14 1stステージ14位
2017年:3勝5分7敗 勝点14 1stステージ11位
2018年:8勝1分6敗 勝点25 1stステージ5位
2019年:4勝3分8敗 勝点15 (15節終了時順位不明)
2020年:5勝3分7敗 勝点18 リーグ13位
そして、
2021年:4勝5分6敗 勝点17 現在14位
過去全体でみると平均点ぐらいですが、
昨シーズンと比較すると勝利数、勝点、そして順位も及ばない。
もし、勝っていたら、
勝利数は同じですが勝点も順位も昨シーズンより上回っていました。
この試合で逃した勝利は単なる一勝ではなく、とても大きなものです。
さて、この試合の結果を、ここまでのリーグ戦の結果をどう刻みつけるか奈良クラブ。
是非とも大きなプラスに転じて欲しいし、きっとそうするはずです。
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次戦に向けてとブログお休みのお知らせ
来週は奈良クラブ試合がなく、再来週24日に18節があり、その翌週31日に17節がある変則日程。
次戦は現在リーグ2位の門番Honda FCとの対戦です。
前回対戦時は1-2で敗戦してしまいましたが、その時に比べたらはるかにレベルアップしています。
堂々と勝負すれば互角以上の戦い、否、
きっと勝てます!
ところで私事ですが、実は8月上旬に資格試験を控えています。
ぼちぼちと準備はしていましたが、いよいよラストスパートをかけなければなりません。
その為、18節Honda FC戦と翌週17節FCマルヤス岡崎戦についてはブログお休みします。
もしかしたら、後で記録程度にこっそりスタメンと順位表程度のものは出すかもしれません。
資格試験絶対受かるよう頑張りますから、奈良クラブも相手はどこであろうと、
常に最強の気持ちで!
次の試合に勝つ!