奈良クラブがある日々

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2022年度 第27回奈良県サッカー選手権大会天皇杯 代表決定戦 奈良クラブ対天理大学

Starting Formation

試合結果

奈良クラブ 2-0 天理大学 

奈良クラブ

奈良県サッカー選手権大会優勝!

2年ぶり13回目の天皇杯出場決定!

天皇杯トーナメント表

奈良クラブ奈良県代表として1回戦をアマチュアシードのHonda FCと5月22日ロートフィールドで対戦。

試合感想

まずは奈良クラブ

奈良県サッカー選手権大会優勝おめでとうございます!

昨年はポルベニル飛鳥に苦杯を喫してしまいましたが、今年はしっかり天皇杯奈良県代表の座を取り戻してくれました。

フリアン監督にとっても奈良クラブで初タイトルとなりました。

この試合は現地観戦したのですが、とにかく暑かった。

帰宅したら腕が真っ赤に日焼けしていました。

カシリクはロートフィールドと違って、午後になると観客席に直射日光が照りつけるので大変です。

現地観戦された皆さん、本当にお疲れさまでした。

今シーズン奈良クラブのカシリク開催試合は6月のホンダロック戦が18時30分、7月の滋賀戦、9月の生駒山ダービーは16時キックオフなので今日ほどの事はないでしょう。

さて試合の感想です。

4月3日のヴェルスパ大分戦以来1か月以上勝利から遠ざかっている奈良クラブに取っては勝利という結果がなにより大切でしたから目標は達成できました。

しかし、試合内容に満足かと言われたら、正直半々ぐらいです。

奈良クラブ天理大学に対して個々の実力では圧倒していました。

ボールとはこんなにも簡単に奪えるものなのかと思えるぐらい1対1では絶対的な強さだったし、試合のほとんどの時間を奈良クラブがボールキープしていました。

それを見たからこその辛口です。

先制直後は今日は何点ゴールシーンを見られるんだろうと期待していたのですが、その後は最近のリーグ戦のようにラストパスが通らない。その前のウィングへのパス精度も良くなかったです。

これだけ個人技術の差があるのなら、ドリブルで中盤を突破して一気に運べたのではないかと思いますが、それは奈良クラブのゲームモデルにそぐわないのでしょうか?

オフサイドを取られて不完全燃焼で攻撃が終わるシーンが多かったのもストレスに感じました。

前半終了前や後半飲水タイム前など相手に決定機を与えてしまうし、もっと力のあるチーム相手なら確実に逆転負けの流れでした。

2点目も天理大学が1人少なくなって、9番金子昌広選手と29番浅川隼人選手を投入した成果でもあり、本来この試合は5点ぐらい取って、上の2選手は出番不要か調整程度に試合終了前の交代ぐらいであって欲しかった。

一番気になったのは、試合中全体的に元気を感じなかった事。

勝つためにはパッションが大事なんでしょう?

もっとがむしゃらにガツガツとした姿を見たかったです。

と、不満点はこれぐらいにして、良い面も当然ありました。

先制点をクールに決めた8番浜田幸織選手はクールに決めすぎて追加点の期待が大きくなりすぎましたが、天理大学はがちがちに引いて守っていたので、前半早い時間のあの先制点が無ければ、時間が経つと共に重苦しい空気になって、もしかしたらという事が起きていたかも。

2点目を決めてくれた7番桑島良汰選手も殊勲賞。やっぱりこの選手も持ってる人です。

1番赤塚玲選手奈良クラブGKの中で一番見ていて安心します。今日もしっかりクリーンシート。

この試合、右SBで出場の26番平松遼太郎選手はとても良い動きでオプションの可能性を示してくれました。2番田中奏一選手が右SBに交代で入った後も自身は本職CBに入れるしリーグ戦でも見たいです。

9番金子昌広選手が復帰したのも良かった。今日は左ウイングに入ってましたが、左右どちらでも奈良クラブウインガーとして欠かせない存在です。

29番浅川隼人選手はやはり別格です。入っただけで流れが変わるし、あらゆる動きの次元が違いすぎる。

5番片山滋永選手も中々追加点を入れられない時間帯でも、ボールを懸命に追い、前進し、果敢にシュートを狙う姿勢は先発選手の中でも一番だったと思います。

既に勝てる選手も技術も持っているのだから今日の試合結果で自信を取り戻して、来週の高知ユナイテッドSC戦、そして再来週の天皇杯1回戦Honda FC戦に臨んでください。

 

高みへ!

次の試合に勝つ!