奈良クラブがある日々

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2022年JFL第8節 高知ユナイテッドSC対奈良クラブ

Starting Formation

試合結果

高知ユナイテッドSC 0-1 奈良クラブ

詳細はこちら

順位表

奈良クラブ暫定6

前節より1ランクアップ

次節順位:2位~11位 (暫定)

※第3節鈴鹿-新宿戦

  第8節三重ー大阪戦

 は、試合未消化の為、順位は暫定

試合感想

この試合の対戦相手、高知ユナイテッドSCはJFL3年目で着々と力をつけ、今年は百年構想クラブにも認定された昇格争いでもライバルチームの一つです。

かなり団子状態になっているJFLですが、この試合負けてしまうと順位的にも完全に先頭集団から後退する事にもなりますし、リーグ戦4試合連続勝利無しとなれば士気も著しく低下したかもしれません。

そんな状況で勝てた事がまず嬉しい。

前週の天皇杯奈良県予選決勝に続いて2連勝。

勝ち癖をつけるのも大切な事です。

試合内容も先週の天理大学戦よりも格段に良い試合でした。

高知が前に圧力をかけてこず、奈良クラブがボールを持ったらすぐに全力で引いて5バックを形成してきたこともあってか、中盤を完全に支配できていました。

これまで奈良クラブの弱点とされてきた前線とディフェンスラインの分断が発生しないと、ボール支配率もいよいよ圧倒的になるし、シュート数も二桁になるし、見ていて楽しい。

そんな環境になると長所が活きるのか、この試合は14番森田凛選手が終始素晴らしいプレーを見せてくれました。

17番可児壮隆選手とのダブルボランチでチーム全体も安定してきたように思います。

26番平松遼太郎選手天理大学戦に続いて右SBで先発出場。リーグ戦でもしっかり通用することを示してくれました。

しかし、本職の2番田中奏一選手13番都並優太選手がベンチ入りしていなかったのは少し気がかりです。

それでも今日の試合の一番の見せ場はやはり先制点のシーンでしょう。

33番寺村浩平選手がピッチど真ん中をセンターサークルまでドリブルで持ち込み、

18番森俊介選手から11番加藤徹也選手へパスが繫がり、

加藤選手からのピンポイントクロスに29番浅川隼人選手がダイレクトに決める!

正にエースストライカーだ!

後半は高知に攻め込まれるシーンが増えましたし、危ない位置でのフリーキックやGKと1対1の決定的なシーンもありましたがなんとか守り切り、31番アルナウ選手は先発3試合目で嬉しい初白星&クリーンシート。きっと日本語の上達と比例して本来の実力も発揮できるようになってきているに違いない。奈良クラブの熾烈な正GK争いは今シーズンも続きそうです。

高知の選手では森選手にマンマークでついていた21番深井祐希選手が攻守に渡って印象に残りました。昨年までJ3アスルクラロ沼津に所属していたとの事。次回対戦時も要注意です。

さて、次戦は天皇杯1回戦。

マチュアシードのHonda FCとの対戦です。

Honda FCはチーム目標に天皇杯優勝を掲げており、リーグ戦よりも強力な姿を見せるにちがいありません。

試合会場は奈良クラブのホーム、ロートフィールドです。

日程的にもメンバーをターンオーバーする必要はないでしょう。奈良クラブも現在のベストオブベストのメンバーで臨んで対Honda FC戦ホーム初勝利を見せて欲しいです。

 

高みへ!

次の試合に勝つ!