Starting Formation
試合結果
詳細はこちら
順位表
奈良クラブ3位
前節と順位変わらず
次節順位:3位~4位
※ 第22節 V大分ーV三重戦
は試合未消化(10月16日予定)
観客動員数
今節来場者数
1269人
J3昇格条件30000人まで
13048人(4350人/試合)
ホームゲーム残り3試合
試合感想
この試合は9月3日に雷雨で中止となった試合のやり直しです。
スコアもカードも来場者数も全てリセットされて行われました。
中止試合の記事はこちら。
という諺があります。
その時に悪かった出来事も後の良い事のきっかけになる。
その逆も然り。
人生とはその繰り返しでできている。
この再試合はその通りでした。
来場者数については中止試合の3179人より1910人も少ない。
しかも、この数字が昇格要件にカウントされると言う。
理不尽な話です。
そういえば、J3ライセンスについては9月27日のJリーグ理事会で奈良クラブに無事交付されました。
そのこと自体は嬉しいですが、疑問点も多いのでチェアマン会見発言録が出た後で1本記事を書く予定です。
それはさておき、
再試合になったからこそ、今回の大勝ができたのかなとも思うのです。
この間、ホンダロック、マルヤス岡崎、ヴェルスパ大分と3戦して1勝1分1敗。
ホンダロックには鮮やかな逆転勝ちを収めたものの、マルヤスには試合終了直前に追いつかれ、ヴェルスパ大分に対しては今シーズンワーストの3失点惨敗。
ラインメール青森とヴェルスパ大分が勝点2差まで接近してきました。
この試合負けると昇格圏外に順位を落としてしまうかもしれない。
これら良い事悪い事をしっかり経験でき、のっぴきならない状況に追い込まれた事がチームの成長に繋がったのでしょう。
特に大の苦手のヴェルスパ大分と前週に当たっていたのが良かったかもしれない。
今試合のFC大阪に大分程の強さと速さは感じませんでした。
奈良クラブ攻略法の一つ、サイドからペナルティエリアまで一気に速攻を仕掛ける。
大分戦では散々やられてしまいました。
FC大阪にもこれができる18番久保 吏久斗選手がいます。
しかし、この試合ではセンターに位置取り、持ち味のスピードを活かすことなくHTで交代してしまいました。
もしかしたら、中止試合で11番加藤徹也選手が久保選手をしっかり抑えていた事が効いていたのかな。
だとすれば、塞翁が馬だなあ。
塞翁が馬と言えば、中止試合では出場停止中だった13番都並雄太選手。
先制点はこの人の右サイドの駆け上がりからパスを受けて始まった。
都並選手は得点を呼び込めるSBです。
だから、あんまりイエローカードをもらわないでくださいね。
2点目は29番浅川隼人選手。この人だから決められたゴールだと思います。
相変わらず素晴らしい。
得点ランキングでも単独3位に浮上。首位まであと2点です。
是非得点王を取ってください。
浅川選手が得点王になったら奈良クラブの優勝昇格も必ず付いてきます。
中止試合では前半0-0で終了しましたが、この再試合では2-0で折り返し。
ただ、ここで嫌な予感がよぎった奈良クラブサポーターもいたのではないでしょうか?
そう、2戦前のマルヤス岡崎戦も2点リードから追いつかれたのでした。
その経験もまた塞翁が馬だ。
後半開始直後の49分に10番山本宗太朗選手がナイスミドルシュート!
良い時間に追加点だ。
ただ、そこからFC大阪も猛反撃。
元奈良クラブで元JFL得点王の5番坂本修佑選手がCBのポジションから自分でペナルティエリア付近まで持ち込んできたときにはヒヤッとしました。
あそこで失点していたらわからなかったかもしれない。
その後も結構攻められ続けたし、65分に14番森田凛選手が負傷交代。
今シーズン大活躍の森田選手の怪我が軽いものであることを切に願います。
しかしここでも奈良クラブ塞翁が馬。
87分に森田選手と交代した17番可児壮隆選手が山本選手と同じ位置からミドルを決めてダメ押し点!
FC大阪の戦意を喪失させると、試合終了間際の94分には久々の出場15番金子雄祐選手が
先の二人とまた同じような位置から素晴らしいミドルシュートで5点目。
金子雄祐選手は昨シーズン、奈良クラブの扇の要を支えてくれた大功労者です。
今シーズンは森田選手、可児選手の台頭で出番が少なくなりましたが、虎視眈々と機会を伺って牙を研いできた成果を発揮できました。
こういう選手が終盤に現れると強い。
森田選手の早い復帰を願うのは当然ですが、万全を期する間の金子雄祐選手のこれからの活躍に注目です。
それにしても、リードしてもさらに追加点を狙って攻め続ける姿勢。
これはホンダロックを反面教師として学んだものでしょうか?
塞翁が馬には当てはまらないかもしれませんが、経験として活かされたと信じたいです。
All good Things.
全て必要な事。
奈良クラブ負けられない試合で大勝です。
次節も天王山
今週は奈良クラブのほかにもラインメール青森対Honda FCの延期試合も行われ、
ラインメール青森が勝利しました。
奈良クラブとは勝点差2。
奈良クラブは負けると昇格圏(百年構想クラブ2位以内)から脱落します。
さらに、5位ヴェルスパ大分も1試合少ない状況で奈良クラブと勝点5差。
青森と引分けでも大分が連勝すれば抜かれてしまいます。
つまり、
勝たなければならない!
ラインメール青森は現在リーグ2位の失点数の少なさの堅守のチーム。
3月の対戦時はスコアレスドローでしたが、奈良クラブ良いところが全然無い試合でした。(その試合の記事はこちら)
通算1勝3分8敗。
おお・・・・。
個人的に一番記憶に残っているのが2020年の対戦。
強敵テゲバジャーロ宮崎、ヴィアティン三重に2連勝して昇格戦線に食い込めるか大事な状況で青森に乗り込んだ奈良クラブ。
現在J3ヴァンラーレ八戸で活躍中の島田拓海選手の2ゴールでリードしていたのに、あっさり逆転。
そこから、まだ時間は十分あったのに自暴自棄的なパワープレーをしかけてさらに追加点を奪われ2-5で大惨敗したのでした。(詳細はこちら)
この時ダメ押しの4点目5点目を取ったのが、現在奈良クラブ8番浜田幸織選手。
最近出番が少ないですが、今試合の金子雄祐選手の姿に発奮して、どうかこの時の2点を倍返するのを期待しています。
高みへ!
次の試合に勝つ!