奈良クラブがある日々

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2021年奈良クラブ新体制発表会（2021年2月16日追記あり）

2021年シーズン

奈良クラブの2021年シーズンの新体制発表会が2月13日（土）に行われました。

昨年まではオープンに観客を入れてたのですが、今年は例年より遅く、さらにコロナ禍の影響で報道関係者以外無観客のオンライン開催。
残念ではありますが、奈良から遠くにお住まいの人も参加できるし、時間の都合の合わない人もアーカイブ視聴ができるようになったのは不幸中の幸い。
来シーズンもオンライン配信はどうぞ続けてください。
ところで、今シーズンのユニフォームは発表会前日の朝にフライング発表となりました。

 発表の仕方もそうだし、これまでとは傾向の変わったデザインにも驚かされました。
一見してすぐに出た感想が、

 赤色が表しているのは鹿だろうとすぐに気づきましたが、ただの鹿じゃないものを感じたので、大河ドラマの影響も受けて麒麟と形容しました。
これまでの雅で荘厳なデザインも素敵ですが、今シーズンのユニフォームにはこれまでに無かった力強い躍動感があるように思います。

しかし、同時にすぐにわかったのがクラブの財務状況を左右する胸スポンサーが今年も見当たらないこと。

それに対して

なんて想像するやり取りをフォロワーさんとしつつ、新体制発表会の日を迎えました。
発表会の様子は下のリンクにあるようにアーカイブされています。

前半

www.youtube.com


後半（質疑応答部）※前半と同じサムネイルです。注意。

www.youtube.com

以下、感想です。

濵田社長による生々しい経営状況のお話からはじまりました。
2019年は派手にやってましたが売上も高く、かなり頑張っていたことがわかります。
あんな事さえしなければ・・・。改めてもったいない。
昨シーズンは本当に大ピンチでした。
前社長の私財寄付が相当な金額である事がわかりました。それが無ければどうなっていたことか。
世の中は単純な白黒や善悪だけで動いていないことを見せつけられます。
そして今シーズン見込み。広告収入料は思ったより回復しそうで良かったです。
しかし、今シーズンも総売上見込みは昨シーズンより低く予想されています。厳しい状況は続きますが、先を見て絶望するより、今は目の前の試合に勝つことを考えていく。強い気持ちです！

  • 奈良をつなぐ

「つながる」という事を今シーズンの奈良クラブは取り組んでいきます。その手段について社長から発表されました。

-拠点作り
これまではフロント、トップチーム、アカデミーがバラバラで、フロントスタッフとスクール生が私服で町で出会ってもお互い気づかなかったと濵田社長。
もっとお互いを深く知ることのできる場所を作ろうとしている。

今年中には発表したいとの事。
きっと話題のSNSではなく、専用練習場を兼ね備えたリアルのクラブハウスでしょう。

どこにできるのか楽しみですね。

 

-エコノメソッド
これまでのトップとユース、さらには年代別で壁があったチーム体制。
これがエコノメソッドという共通の手法により、年代を超えたポジション別での練習を導入するなど、横だけでなく縦の交流を行っていくようです。
今シーズンのキャッチフレーズはエコノメソッドありきで考えられたのだろうなと思わせました。

 

-サポーターズトラストとファンコミュニティ
現時点ではまだ調査中の段階だが、ファンコミュニティをマイナーチェンジしましたと軽く流されました。
アンバサダーという位置付けはまだ全然定まっていないと思ってます。

一方的に与えられるのではなくクラブとファンサポーターで作りあげていく方がきっと楽しい。

そんなつながり方ができると良いですね。

 

-ならとつなぐプロジェクト

今シーズンの目玉企画の一つ。

naraclub.jp

noteで奈良に関する記事を書いていくと言っても、観光案内だけではつまらない。例えば同日のイベントなどお題をクラブから出してもらって色んな視点から記事が集められると楽しそうです。

とりあえずnoteのアカウントは取得しました。
どうせ自分なんて・・・をやめてやってみる！
僕が奈良クラブから学んだ事です。
やってみてダメならしょうがないし、上手である必要はないし、大事なのは楽しむこと。
このブログを立ち上げる時に、noteにするか、はてなにするか迷ったのですが、結局どちらも手を出すことになりそうです。

  • 新ユニフォーム発表

開始から25分。ようやく新ユニフォーム発表です。

naraclub.jp

赤の模様は鹿をモチーフにしていて、ダンシングディアーと呼ぶそうです。
勝利のラインダンスをイメージしてデザインされたとか。
単体だと左向いて歩いていて、

並ぶと右向いて跳ねるんですよ。
よく考えられています。そして何よりこれまでにない躍動感があります。
しかし、コロナ禍はまだ続いていて今シーズンもソーシャルディスタンスが必須となるでしょう。ラインダンスも実際にはできないかもしれない。ユニフォームの映える姿も見られないかもしれません。

でも大丈夫だ。私たちは決してひとりではないから。
たとえ、どんなにカラダとカラダが離れていても、
新しい「つながる」ユニフォームと共になっていこう。

いつかきっと必ずです。

  • パートナー企業紹介

こんなご時世の中、沢山の企業のご協賛ありがとうございます。

スポンサーを１社ずつ読み上げる濵田社長のお気持ちは素晴らしい。
しかし、画面の字が見えにくかったり、噛みがちなところがあったのが残念。
画面はあえて出さず、進行役の藤原了さんの読み上げに合わせて社長とダリオ監督代行、選手代表の３名でお辞儀をするような形の方が良かったかも？！

背番号など詳細は下のリンクを参照ください。

2021シーズントップチーム体制について | 奈良クラブ | NARA CLUB Official Site

ダリオ監督代行には一言挨拶して欲しかったなあ。
加入選手紹介。タグライン付きの選手名テロップが入っていたらわかりやすかった。

 ？？？なんか面白い事言ってましたっけ？
何回か見直して、あっ・・・。ここはもっと派手にゴチンとやらないと（怒られます）
新加入、そして昨シーズンから継続の選手の皆さん。

今シーズン、貴重な選手キャリアの１年に奈良クラブを選んでもらえてありがとうございます。それぞれがキャリアベストのパフォーマンスを発揮できますように。
しかし、選手達が並ぶと新ユニフォームは本当に映えますね。

先日奈良クラブでフリアン監督への質問を募集していました。

この回答をまさか新体制発表会の場で、しかも動画とは驚きましたし嬉しかったです。
ちなみに翻訳は濵田社長がされたそうですよ。

ピックアップして答えてもらうということで、数打ちゃ当たる作戦のちか右衛門さん

ちょっと形は変えられていましたが、なんと全回答ありがとうございました。
全然ひねっていないので、きっと似たような質問も沢山届いていたのでしょう。
早く来日できて規則正しい生活を送れるようになると良いですね。
納豆は関西人も食べられない人が多いですが、是非挑戦してください。

それと、このコーナーは切り取って独立した動画で配信して欲しいです。

（2021年2月16日追記）

アップされるだろうと予想はしていましたが、フリアン監督の挨拶と教えてフリアン監督の動画が奈良クラブより配信されました。

www.youtube.com

www.youtube.com

監督就任リリースの凛々しい写真とイメージが変わって、とても親しみやすい人柄のようですね。コロナもだいぶ収まってきました。来日もまもなく可能になるかもしれません。早くスタジアムで会いたいですね。

  • 質疑応答

ここで発表会は一旦終了し、質疑応答は休憩後に行われることがアナウンスされました。
しかし、なかなか中継が復活しない。

 およそ15分後にようやく再開されました。
濵田体制になってから評価できる点の一つは対話を重視する姿勢です。
濵田社長はスタジアムでもお声がけをすると気さくに応えてくださいます。
Youtubeライブでも今回のようにチャット機能を利用してリアルタイムで質疑応答されるようになりました。
ただ、これまでトラブルは発生しませんでしたが、匿名オープンでの質疑受付は不適当な発言が行われるリスクがあります。
トラブルは発生してからでは遅いですので、チャンネルメンバー制を活用するなど安全対策は行って欲しいです。

  • F.C.大阪疋田社長へのお悔やみ

この日、奈良クラブのライバルチームF.C.大阪の疋田社長が急逝されたとの報がありました。

質疑応答後に濵田社長よりお悔やみの言葉がありました。
今シーズンの生駒山ダービーはホーム＆アウェイで２試合予定。
どうぞ史上最高の熱戦となりますように。

  • 発表会後

新体制発表会が終わった後のちか右衛門さん。
ボソッとこんなつぶやきをしています。

 色々とご意見申し上げたい事も何点かありましたものね。
それに対して濱田社長がなんとリプライしてくださいましたよ。

 それに対する返信

 ええ。きっと建設的ですとも。

ということで、最後は勝手に一人新体制発表会反省会です。

  • 反省会

-問題点
機材扱いの不慣れによるバタバタは改善して欲しいです。
時間前ギリギリまで告知もないからNARACLUBTVを開けてもアイコンは出ない。
ライブ開始直後、会場が映ったらスタッフさんがドアップで映っている。
音声の致命的な悪さ。なぜかぽろぽろ映るカメラのデモ画面。
高度な技術は要らないですが、どれだけ良い内容でもこれでは台無しで本当にもったいない。


-原因
ひとえに機材操作の不慣れによるものでしょう。


-解決案
毎週昼休みの時間帯12時～13時の間に週刊奈良クラブ通信（仮）を５分以内のライブで配信してはいかがでしょう？


-期待される効果
機材の取り扱いの訓練とスキルアップにつながります。
ファンサポーターが平日の昼休みに奈良クラブとつながれます。
短時間なら通信量もそれほどかからないです。

 

オンラインミーティングでの反省会ならまだいくつか言いたいことがありますが、ブログですのでこの辺で。

 

開幕まで１か月です。頑張れ！奈良クラブ！