フリアン監督とオリオールコーチが来日して2週間。
隔離期間が明け、東京武蔵野ユナイテッドFC戦に向けた練習からようやく現場指揮ができるようになりました。
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— 奈良クラブ (@naraclub_info) 2021年6月8日
本日より本格的に練習に加わった #フリアン 監督よりメッセージをいただきました。
ようこそフリアン‼️#奈良クラブ#naraclub pic.twitter.com/twixMxHGLF
その効果やいかに?
お手並み拝見の東京武蔵野ユナイテッドFC戦でした。
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スタメン
前節はベンチ外でグッズショップ店員をしていた山本宗太朗選手がスタメン復帰。
森田凛選手は初スタメン。吉田直矢選手がベンチ入りしました。
森俊介選手、田中奏一選手がベンチ外。
今シーズンの奈良クラブ。試合ごとの選手の入替も多いです。
戦術によるものなのか、チームが安定していない証左なのか?
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試合経過と感想
前半の入りはこの試合も悪くなかったと思います。
相手もそんなに圧をかけてこない。
とはいえ守備をしっかり固められて、なかなか攻めきれない。
CBがセンターサークル超えて相手陣内までボールを運ぶシーンを今年の奈良クラブではよく見ますが、東京武蔵野ユナイテッドFCもボールを奪い取れば速攻カウンターを仕掛けてくるのでヒヤヒヤします。
そのカウンターには奈良クラブも想定していたのか、これまでの試合に比べればしっかり対応できていたように思います。
とはいえ、いまいち両者決め手に欠き、前半は膠着状態で終了。
このままでは得点しそうな雰囲気がない。
HTでのフリアン監督の修正能力に注目です。#奈良クラブ
— ちか右衛門@奈良 (@migitika7) 2021年6月12日
そのHTに動いた奈良クラブ。
FWとCBを変えてきました。
吉田選手を入れたのはサイドからの攻撃強化、飯田選手を入れたのは相手のカウンター対策か?
しかし、後半に入ると東京武蔵野ユナイテッドFCも前線からプレスをかけてくるようになります。
そして56分。相手にPKを与えて先制されてしまいます。
この試合、ここまで奈良クラブからは得点の匂いがしませんでしたから、
正直負けを覚悟しました。
ところが67分。
やっぱり今シーズンはこの人!
山本宗太朗選手!
同点ゴールを決めてくれました!
先制されて追いついたのは第2節のHoda FC戦以来(結果は敗戦)。
しかも、あの相手の固い守備からよく得点できました。
これがフリアン効果か!?
ただ、東京武蔵野ユナイテッドFCはここからが怖い。
70分に田口光樹選手を投入。
2016年~2018年まで奈良クラブに在籍するも怪我に悩まされて東京武蔵野に移籍。
2019年、台風通過直後で水浸しのならでんフィールド(現ロートフィールド)での終了間際の同点恩返し弾は忘れられない。
その後の試合でも残り少ない時間帯で得点する勝負強さは脅威です。
しかし奈良クラブ、今回は守り切り、結局このまま試合終了。
奈良クラブ4戦負け無し。しかもこれまで1度しか勝ち点を取れなかった武蔵野陸上競技場で勝ち点を取れたのは良しと言えるでしょう。
しかしリーグ下位相手に3戦連続ドローは物足りない結果というのも正直なところ。
我慢の日々が続きます。
濵田社長はこう言ってます。
昨日聞いた話。
— 濵田満(Mitsuru Hamada) 🦌 (@hamada_naraclub) 2021年6月13日
自然農法とかだと、芽が出るのが慣行栽培にくらべて遅いと。ただ、その分見えないところで根をたくさん広げていて、遅くてもすごく強く、大きく芽が出るとのこと。
信じて粛々とやり続ける。
堅牢強固な地盤を固めつつある段階なのだと信じるしかありません。
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順位
15位
1点ずつでも勝点を取っているから、上はそんなに遠くない。
とにかく一つ勝ちたい。
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次戦に向けて
次戦は1ヶ月ぶりにロートフィールドでの試合。ラインメール青森戦となります。
目下7戦連続負けなしと好調の青森。
昨シーズン奈良クラブの主力として活躍した金聖基選手、水谷侑樹選手が移籍したチームです。
これまでの対戦成績は奈良クラブの1勝1分7敗。
ホームでは4戦4敗と勝点を取った事がない。
それでも恐れず前進を見せ続けて欲しい。
頑張れ!奈良クラブ!
次の試合に勝つ!