奈良クラブがある日々

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2022年JFL第17節 Honda FC対奈良クラブ

Starting Formation

試合結果

Honda FC 1-1 奈良クラブ

詳細はこちら

順位表

奈良クラブ位 (暫定)

前節より 1ランクダウン

次節順位:2~7

※第15節 奈良ー武蔵野戦

 第15節 ロックー大分戦

 第16節 ソニーー大分戦

 は、試合未消化の為、順位は暫定となります。

試合感想

厳しい目で見るならば、優勝昇格を狙うチームが首位のチームに先制しながら追いつかれて勝てなかった結果には満足してはいけない。

 

それでもこの試合を観終わった正直な感想は、

価値あるドローだった

です。

Honda FCは決して調子は悪くなかった。否、かなり強い方だったでしょう。

天皇杯でJ相手に見せるサイドからの鋭いセンタリングをダイレクトに決める例のアレを何回も仕掛けられていました。

それをリーグ一の守備力の奈良クラブがしっかり防いでいました。

特に前半のHondaのシュート数1本なんて見たことない。

とにかく攻撃に転じられた時の戻りが早いHonda FCのDF陣はこの試合も健在。

実際、奈良クラブのシュート数は3本しかなかった。

その少ないチャンスをものにした前半32分。

Honda陣内でボールをかき回して空いたわずかなスペースに10番山本宗太朗選手がびしっと決めた!

リスタートからのゴール前へ放り込んでゴチャゴチャの偶然にかけるような運任せではなく、しっかりデザインして準備してきた、自信のある強いチームの点の取り方をした事に感動した!

 

リーグ一番の守備力も魅せてくれました。

特に後半50分からの大ピンチの連続。

昨年までの奈良クラブなら3失点していたでしょう。

1点目のPKは仕方ない。

Honda FCの現在チーム得点王10番富田湧也選手のヒールパスは反則級。

それでもアルナウ選手は惜しかったですよ。

コースは合っていた。

もう少しで止められた。

その後もイエローカードは連発されるし、ペナルティエリアギリギリのFKもあるし、試合が総崩れするかと思われた2回目のPK。

キッカーはHonda FCのエースストライカー。

今年の天皇杯で決勝点を決められてしまった13番岡崎優希選手が枠内に放ったシュートをしっかり止めた!

我らがGK31番アルナウ選手!

連続クリーンシート記録は途絶えてしまったけれど、アルナウ選手は一体どこまでレベルが上がっていくのでしょう?

来年もJの舞台で是非奈良クラブを支えて欲しい。

この後、試合終了までHondaの猛攻をしのぎながら前へ進む強い気持ちを示し続けたのも良かった。

それでも、ラストプレーの11番加藤徹也選手のヘッドは決まって欲しかったな。

 

奈良クラブ、今シーズンのリーグ戦ではHondaFCに負けませんでした。

 

しかし、暫定とはいえ順位も下げて昇格圏から落ちてしまいましたし(百年構想クラブ内3位)、リーグ最終戦後、この試合勝てなかった事で悔やむかもしれない。

 

いやいや。

 

逆にこの試合の勝点1があったからこそと言える試合になるでしょう。

今シーズンの昇格までのダイジェスト動画に使える質の高い好ゲームでした。

 

次節はホームロートフィールドで昇格争いライバルの一つ、高知ユナイテッドSCとの対戦です。

高知は現在リーグ順位は9位ですが奈良クラブとの勝点差はわずか4。

今節も勝って現在3連勝中。

しかも最近4試合で10得点と高い攻撃力を示しています。

前回は奈良クラブが1-0で勝利していますが、当然その頃よりかなり手強くなっていると考えるべきでしょう。

今度こそ今シーズンロートフィールド初勝利を!

 

高みへ!

次の試合に勝つ!