奈良クラブがある日々

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2022年新体制発表会(3) J3昇格条件

新体制発表会について前回の続きです。

今回はJ3昇格条件について。

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照明設置

J3ライセンスについて、2024年シーズン開始までに1500ルクス以上の明るさの照明をホームグラウンドに設置することが義務付けられることになり、現在アスルクラロ沼津が困っています。

⚽J3資格維持へ必須 照明改修に支援呼び掛け アスルクラロ沼津|あなたの静岡新聞

奈良クラブのホームグラウンドであるロートフィールドにも基準を満たす照明はありません。

そこで、

2022年5月奈良クラブ奈良市より、2024年シーズン開幕までにホームグラウンドのピッチ内いずれの場所も照度1500ルクスの明るさを保持する照明設置を確約する文書を提出すること。

これが来年2023年のライセンス取得条件の一つになります。

結構厳しいぞというのが正直な感想です。沼津の記事を参考にするならば、照明設置には億単位の費用がかかるようです。奈良市税で全額まかなうのは奈良市の財政状況やコロナ禍も考えれば議会承認が得られるのは極めて難しそう。かといって奈良クラブが全額負担できるのでしょうか?

政治が関わる部分でもあるでしょうから、具体的にどう動いているのか当然社長からも話はありませんでした。

現在が2月末ですから3か月後には結論が出ます。

5月は要注意月間になりそうです。

観客動員

昨年、一昨年とコロナ禍で除外されていた観客動員条件が現在のところ復活しているようです。

ホームゲーム開催試合において、平均2000人以上(年間15試合30000人)の観客を動員する事

発表会での話では、コロナ禍の状況次第ではもしかするとなくなるかもしれないけれど、という言い方でした。

しかし、今年は条件の有無に関わらず集客にも力を入れると濵田社長。

様々な規制が緩和されつつあり、その為観客動員条件も生き返ったのでしょう。

しかし、緩和されれば何もかも元通りになるわけではない。コロナ前なら観戦に来てくれていても、自粛を続ける人達は少なからずいます。

コロナ禍以前よりハードルが高くなっている状況では、個人的には今年も条件撤廃して欲しいと願っています。

それでも、ずっと感染拡大が続くわけはなく、必ず落ち着く時は来るでしょう。

その時には絶対2000人クリアして欲しいし、メインスタンド定員5000人満員のロートフィールドで優勝昇格を決めて欲しい。

観客動員について奈良クラブは2019年に水増し不祥事を起こしてしまいました。

だからこそ、JFLにいる間に現在の厳しいチェック体制の元でその汚名を返上して、堂々とJの舞台に上がりましょう。

リーグ成績

リーグ成績条件は、

リーグ4位以内且つ百年構想クラブの中で2位以内

今年は百年構想クラブが現在7チーム。

そして高知ユナイテッドSCが申請中で恐らく認定されるでしょう。

Jリーグ百年構想クラブ認定に向けてヒアリングを受けました。 | 高知ユナイテッドスポーツクラブ

※2月28日にJリーグ理事会で高知ユナイテッドSCは百年構想クラブに認定されました。

 

JFL全16チーム中半数が百年構想クラブになります。

4位以内なんて事を言ってたら届かない。優勝を狙うぐらいの覚悟があって当然の厳しいリーグ戦になりそうです。

財務状況

売上1億5千万円以上で債務超過でない事が見込める事。

これについてはクリアできそうだとの説明がありましたので、特に心配していません。

 

自分でやっていてしんどいパートが続きました。

スクアドラカップの記事なんて軽やかに書けたのに。

しんどく書いた記事は気持ちが伝わるのかあまり読まれないのですが、残して置きたい大事な部分でもあります。

次回は発表会記事最終回。今シーズンのチームについて。

早くしないと開幕してしまいますね。