いよいよ今シーズンの開幕まであと2日となりました。
今年、奈良クラブはクラブとして優勝を目標に掲げているんだから、予想なんかしなくても優勝を信じてあげたら良いんじゃないかとも思うのですが、やっぱりファンブログですから、予想という名の妄想を簡単にしておきましょう。
さて、昨年の成績予想はかなりの精度で当たってしまいましたが、その根拠に使った濵田社長の発言を思い出してみましょう。
現時点で完成度は「20~30%」だといい、今は選手に臨機応変さを求めている。フリアン体制でJ3への昇格を目指す。
「現実問題としては(今季JFLの)上位に食い込めると思っている。大体2年あれば描いているものが実現できる。僕らも(選手を)集めきれているわけではないので、(今季は)出来としてマックスでも7割ぐらいかなと。それでも上位はいけると思っていて、できれば昇格したい。ただ、2年かけて昇格は絶対。今年は昇格するための準備をしている」
昨シーズン後半戦は50%~70%の完成度としましょう。
昨シーズンのJFLは17チーム体制だったので32試合ありましたが、わかりやすくラスト15試合の成績で評価すると、
6勝6分3敗 勝点24
今シーズンはこれがベースです。
フリアン監督なら、シーズン終了時にはチームをきっちり完成させるでしょう。
しかも、
前半戦:75%~87.5%
後半戦:87.5%~100%
こんな精密な感じで。(前半戦+5%スタートなのは新戦力の期待値です)
それでは具体的な勝敗数を出してみましょう。
前半戦:9勝3分3敗 勝点30
後半戦:11勝2分2敗 勝点35
通算:20勝5分5敗 勝点65
優勝は確実ではないものの、2位は確保できそうな数字がでてまいりました。
但し、今シーズンはこの数字では全然安心できないだろうという予感がしています。
というのも、近年Jリーグ百年構想クラブが増加傾向にあるからです。
昨年も7チーム、今年も鈴鹿のライセンスはく奪が解除されればリーグ構成16チームの半数8チームが百年構想クラブとなります。
J3リーグは上限が決められ、残り枠は2。今シーズンにも埋まるでしょう。
来シーズンからはJ3とJFLの間で昇降格が発生しますが、J3からは降格しにくくなるようなルールに変えられるかもしれません。
昨シーズンのJFL⇔地域リーグの昇降格では入替戦が設定されて、FC.ISE-SHIMAが涙を飲みました。
上位リーグの既得権益を守る姿勢を見せつけられていますから、特に百年構想クラブはどこもかつてないほどの危機感を持ってリーグに臨んでいると思います。
チーム間の実力差が小さいと言われるJFL。団子状態になって全チームが14勝1分14敗で並んで最終節なんてこともあるかもしれませんが、むしろ明暗くっきり分かれて上位5チーム程度がかつてないハイレベルで競うような展開になりそうです。
上の予想の勝点では5位かもしれないし、3位に入っても1位と2位が百年構想クラブである可能性は十分あります。
しかし、今シーズンのチームスローガンは高みへ!
これを見てすぐに思い浮かんだのが古いですがこの歌
より高みに届けば、より強くなれれば、あと1点、あと1勝、これまでの沢山の試合で届かなかったあと一歩を届かせれば、昇格そして優勝にもきっと届くはずです。
2022年シーズンのリーグ戦、長い旅が始まります。
頑張ろう!奈良クラブ!