奈良クラブがある日々

JFL奈良クラブ応援ブログです

J3昇格確定

www.jleague.jp

本日開催しました日本フットボールリーグ(JFL)第28節の結果をもちまして、J3への入会を条件付きで承認しておりました奈良クラブが、Jリーグ規約第17条第3項に定める「J3入会審査項目」をすべて充足いたしました。

この結果を受けまして、奈良クラブのJリーグへの入会が確定しましたので、お知らせいたします。

 

奈良クラブに関わる全ての皆さま

改めましておめでとうございます。

8年間長かったですね。

毎年昇格を目標に全力疾走を繰り返してしんどい日々が続きました。

本当にお疲れさまでした。

 

ここからは思いきり個人的な話。

 

試合の数日前から、昇格が決まった瞬間の自分の感情がどうなるのか楽しみにしていました。

奈良クラブとは年によって距離が縮んだり離れたりですけど、JFL昇格初年度2015年から8年間観てきたチームです。

 

感動のあまり大泣きしてしまうだろうか、

それとも、

氷のように醒めた目でスタジアムを眺めているかもしれない。

 

きっと、その瞬間に奈良クラブに対する今現在の思いがはっきり出るだろうと思っていました。

 

さて実際はどうなったか?

 

試合終了のホイッスルが鳴りました。

 

 

やったー!嬉しい!

 

のすぐ後で、

 

あー良かった・・・。

 

と安堵する気持ちが支配的でした。

 

さらに、

 

優勝まで狙えそうだし、狙っとかなくちゃ。

 

と欲が出て、

 

これからがもっと大変だろうなあ。

 

と先々の事を心配していました。

 

ライセンスが本当に取れるだろうか?

観客動員数は大丈夫だろうか?

という心配事が先にクリアになっていたし、

成績面でも相当有利な状況であったからかもしれませんが、

 

いつもとあんまり変わらなかった。

 

それくらいで良いのかもしれない。

だってこれから先が長いんだもの。

来年J3優勝して再来年はJ2優勝して3年後にJ1優勝だなんて浮足だってはいけない。

ここからは10年単位です。

気持ちのペース配分も考えないとね。

 

そんな達観したことを言っておきながら、試合前は思うところが出てきてバタバタしておりました。

 

応援する時のユニフォームをね。

でかける数分前になって、あれを持っていこうと引き出しから引っ張り出しました。

2020年シーズンのGKユニフォーム。

当時の林舞輝GMが選んだ長身の初めての外国人GK。

ラトビアから来たクリスタプス・ゾンメルス選手を選びました。

ユニフォームスカスカでしょ?

2019年暮れに発覚した水増し不祥事によってスポンサーが軒並み落ちてしまった。

ボロボロの奈良クラブを引き受けてくれたのが現社長、濵田満さんでしたが、この年は後始末にずっと追われ、外からだけでなく内からの風当たりもきつかったように見えました。

予算を既に組んでいた事もあってか選手は優秀な人が集まってくれたのだけど、そこに襲い掛かってきたのが新型コロナウイルス

その年の新体制発表会が急遽マスク着用義務になって、売り切れ続出のドラッグストアを探し回った記憶があります。

この年のJFLは開幕が7月18日までずれ込み、試合数も半分に減ってわずか15試合。

その開幕を待たず、チームを去って帰国してしまったのがゾンメルス選手でした。

あの当時は外出する事すら憚られるような雰囲気でしたし、外国人に対する目も厳しかった。

なんせ県外ナンバーの自動車すら排斥されるような異常な状態で、日常生活でも相当なストレスを溜めていたのではないでしょうか?

結局一度もプレーどころかスタジアムで会うことも叶わなかった。

奈良クラブで実績を挙げてJリーグで活躍することを夢見ていたゾンメルス選手。

きっと残念無念だった事でしょう。

しかし、これから先奈良クラブの歴史で振り返られる時に、2020年シーズンごと存在を忘れられてしまうかもしれない。

それはちょっと寂しいな。

だから、この晴れの日にきちんと連れて行ってあげよう。

 

2020年もゾンメルスも奈良クラブだ!

 

昇格の瞬間を見せてあげられて良かった。

 

繰り返しますが、

 

奈良クラブJ3昇格おめでとう!

 

しかし、今年のリーグ戦はまだ終わっていません。

後2試合、しっかり完走しましょう。

そして優勝しましょう!

 

いつも通りの形式の試合振り返りも後日アップ予定です。

 

高みへ!

次の試合に勝つ!

2022年JFL第27節 クリアソン新宿対奈良クラブ

Starting Formation

試合結果

クリアソン新宿 1-4 奈良クラブ

詳細はこちら

順位表

奈良クラブ2

奈良クラブの今シーズン5位以内(過去最高順位)が確定。

奈良クラブJ3昇格マジック52

・昇格マジック2とは

残り試合で勝点2以上獲得すると他チームの勝敗に関わらずJ3昇格要件(リーグ4位以内且つ百年構想クラブ2位以内)をクリアします。

 

奈良クラブは次節昇格条件達成の可能性があります。

・達成条件

1.奈良クラブ勝利で他チームの結果に関わらず達成

2.奈良クラブ引分け以下でもラインメール青森も引き分け以下なら達成

 

次節順位:13

 

試合感想

今シーズン、最も安心して見られる試合でした。

前半4分に29番浅川隼人選手がゴールネットを揺らしましたがこれはオフサイド

そこから間もない前半10分に浅川選手が今度はしっかり決めて奈良クラブ先制。

この時ドンピシャのクロスを上げたのが6番寺島はるひ選手

17節のHonda FC戦以来3か月ぶりに帰ってきてくれました。

左SBはもちろんのこと、左ウィングのポジションもこなせる寺島選手。

11番加藤徹也選手が今節出場停止でしたが、その後もその穴を埋めるどころか残り試合のポジションを奪いとる勢いの大活躍でフル出場。

「待たせたな!」というセリフとともにヒーローがピンチに現れる。

強いチームは何故かそういうドラマチックな事が起きますね。

 

昨年2021年に選手がほぼ総入れ替えになった奈良クラブ

2018年加入組が10番山本宗太朗選手11番加藤徹也選手。

2019年加入組が13番都並雄太選手。

2020年加入組が6番寺島はるひ選手

2021年以前の加入組はもうこれだけになってしまいました。

入替りが激しいのがサッカーチームですが、昨年からのエコノメソッド奈良クラブだけが奈良クラブじゃない。

それ以前の試行錯誤の連続だった過去の奈良クラブの奮闘があってJFLでのポジションをキープし続けていたからこその今がある。

存在でその事を伝えられる選手が、J3に昇格しても、1年でも長く残って欲しい。

そう願っています。

 

試合の話に戻りましょう。

クリアソン新宿も、奈良クラブオフサイドを7つも取られていることからわかるように、DFラインが綺麗に揃って組織的な連動をしていたのが印象的でした。

それでもこの試合では奈良クラブが格上の戦いを見せて、前半終了前の43分には9番金子昌広選手が追加点。

後半開始直後には浅川隼人選手がこの日2点目。

得点ランキング単独トップに返り咲き!

奈良クラブの順位と浅川選手の得点数はきっと連動している。

こちらも激しい争いが続いていますが、是非とも得点王取ってください。

得点王取ったら優勝だ。

 

その後も71分に途中出場7番桑島良汰選手が相手キーパーの飛び出していたところを落ち着いて決めて4点目。

 

後半ATに失点しましたが、総じて快勝の奈良クラブ

昇格条件達成は翌日のホンダロックSCラインメール青森の結果待ちとなります。

しかし、ラインメール青森も意地を見せてホンダロックSCに勝利。

同じく昇格条件達成に王手をかけていたFC大阪も引き分けて両チームとも昇格条件達成は次節以降に持ち越しとなりました。

優勝昇格に向けて

今節で2位に浮上した奈良クラブ。昇格どころか優勝も十分狙える位置につけています。

ここで優勝及びJ3昇格勝点ラインについてまとめました。

J3昇格条件は、リーグ4位以内且つ百年構想クラブ2位以内です。

奈良クラブは現在勝点52。

あと2点!

勝点54以上取れば自力で昇格確実となります。

但し、勝点53以下でも昇格条件を達成できる可能性はあります。

青森が残り3戦で1試合でも勝てなければ、その時点で奈良クラブFC大阪両チームのJ3昇格条件が達成されます。

昇格に関しては現時点でかなり有利な状況となっています。

 

優勝となるとちょっと厳しい。

現時点で優勝の可能性があるのはHonda FC奈良クラブFC大阪の3チームです。

Honda FCが1敗以上しないと奈良クラブの優勝はありません。

次節はFC大阪Honda FCと直接対決します。

この試合でFC大阪が勝利して、奈良クラブも勝利すれば、両チーム昇格条件達成の上、Honda FCと勝点55で並び、残り2戦勝負となりますが、とにかく残り3戦全勝する事が優勝のマスト条件です。

 

大事な次節。

ヴィアティン三重とホームで対戦です。

前回、途中3-1から最後ラストワンプレーで追いつかれた悔しさを忘れていませんよね?

今節の後半AT。集中の欠如の連鎖という感じであれよあれよと抜かれてしまって失点。

これはきっとサッカーの神様からの警告。

 

同じことをもう繰り返してはいけない。

 

次節は奈良クラブの歴史に刻まれる試合になります。

 

沢山の観客がロートフィールドにやってきます。

是非来てください。

 

絶対勝って昇格しましょう!

そして優勝を狙いましょう!

 

高みへ!

次の試合に勝つ!

2022年JFL第26節 奈良クラブ対鈴鹿ポイントゲッターズ

Starting Formation

試合結果

奈良クラブ 1-1 鈴鹿ポイントゲッターズ

詳細はこちら

順位表

奈良クラブ3 (前節より1ランクダウン)

奈良クラブの今シーズン9位以上が確定。

奈良クラブJ3昇格マジック95

J3昇格マジック5とは

残り4試合で勝点5以上獲得すると他チームの勝敗に関わらずJ3昇格要件(リーグ4位以内且つ百年構想クラブ2位以内)をクリアします。

次節順位:13

次節昇格マジック:0~5

奈良クラブは最短次節クリアソン新宿戦でJ3昇格成績要件達成の可能性があります。

・成績要件達成条件

・・奈良クラブ勝利

  且つ

・・次節武蔵野対マルヤスが引き分け以外

  且つ

・・ラインメール青森が引き分け以下

 

観客動員条件達成

今節来場者数 

14202人(過去最多)

JFL史上2位)

 

今シーズン来場者数

31154人

J3昇格観客動員条件30000人達成!

 

まさか観客動員条件一発クリアとは驚きました。

そんな時に仕事で行けずとは、本当に残念無念。

へとへとになった仕事帰り。

スマホで試合の配信動画を見始めたら真っ先に人で埋まったバックスタンドが見えて思わずのけぞりました。

 

一体どんな世界だったんだろう???

 

Twitterを眺めると沢山の感想が見られます。

 

現地観戦されたファンサポーターの皆さん

 

本当におめでとうございます。

ロートフィールドはこれまでとは比較にならない程の熱狂に包まれていたのでしょうね。

歴史的な場に立ち会えた事。

あの2014年のベガルタ仙台との天皇杯と同じく一生自慢できますね。

とてもうらやましい。

 

もう2度と来ないとご立腹の方々

 

皆さんのお気持ちはきっと正しいです。

言い訳にしか聞こえないでしょうけど半年前までは500人しか観客がいなかったんです。スタッフもお金も驚くほど少ないんです。

しかし、きっと次はもっと上手に運営できています。

私が奈良クラブを好きな理由の一つは、少しずつでも改善している姿をスタジアムに行くたびに目に見えて確認できることです。

すぐに上手にできなくても、ひたむきに努力を続ける奈良クラブです。

これに懲りずに三重戦も、とは言いませんが、いつかもう一度チャンスをあげてもらえませんか?

 

奈良クラブの皆様

 

今シーズン観客動員30000人達成おめでとうございます。

チーム成績が良かったから、カズ選手が来てくれたからだけじゃない。

あのどん底の2020年から3年間。

地道に努力を続けてきた成果です。

わずか3年でここまで来られた事に対しては驚きと尊敬の気持ちばかりです。

この実績は後々まで大きな力になります。

例えばJ1規格のスタジアム建設の後押しにもなる事でしょう。

J3昇格に向けて残るは成績要件。

油断はできませんが、是非早い時期に達成を願って応援します。

 

多種多様な想いが交錯した空間だった事でしょう。

ただ、どんな思い出になったとしても一生忘れられない日になったのでは?

 

こんな事書いてたら、ますます残念な気持ちが増してきた。

 

11月のホームゲーム残り2試合は観戦できそうなので、15000人ずつ入れて経験させてください。

 

今シーズン来場者数倍プッシュの60000人を目指しましょう。

 

試合感想

試合の方ですが、こちらは良くも悪くもいつもの奈良クラブでした。

終始ボールを支配していましたが、なかなか相手DFを崩しきれない。

それよりも鈴鹿ポイントゲッターズ19番三宅海斗選手の猛プレスと鋭い切り込みでペナルティエリア内に侵入する姿が脅威でしかありませんでした。

前半33分に鈴鹿4番平出涼選手のゴールで失点してしまったものの、三宅選手をよく防いだ奈良クラブ

一歩間違えば大分戦の二の舞になっていました。

それより18番森俊介選手の故障が心配です。

交代時にかなり痛そうに足を引きずっていました。

奈良クラブに欠かせないウインガー

今シーズン絶望となるような大怪我でない事を祈ります。

後半59分の20番片岡爽選手の同点ゴール。

こういうのを決められるのが今シーズン奈良クラブの強いところ。

他にも何度か惜しいシーンはありましたが得点できず引分け。

試合終了直後の29番浅川隼人選手の悔しさ全開の姿が印象的でした。

この試合の注目点の一つに奈良クラブ浅川選手と鈴鹿三宅選手の得点王争いがありましたが、両者ノーゴール。

そして、今節マルヤス酒井選手が2ゴールを挙げ、得点ランキング単独トップに立ちました。


残り4戦。浅川選手の差し返しが奈良クラブを昇格に導くでしょう。

 

次節、クリアソン新宿戦。

この試合に勝つと、他の試合結果次第ではJ3昇格条件を達成できます。

しかし、そういう色気を出すときっと良からぬ結果になるだけ。

だから、ただこれだけです。

 

次の試合に勝つ!

 

そして、

 

高みへ!

2022年JFL第25節 FCティアモ枚方対奈良クラブ

Starting Formation

試合結果

FCティアモ枚方 1-2 奈良クラブ

詳細はこちら

順位表

※22節 大分ー三重戦 は、試合未消化。

奈良クラブ2

奈良クラブの今シーズン10位(昨年最終順位)以上が確定。

奈良クラブのシーズン最多勝点(2015年勝点46)を更新。

奈良クラブJ3昇格マジック14→9

J3昇格マジック9とは

残り5試合で勝点9以上獲得すると他チームの勝敗に関わらずJ3昇格要件(リーグ4位以内且つ百年構想クラブ2位以内)をクリアします。

次節順位:13

次節昇格マジック:3~9

奈良クラブは最短27節クリアソン新宿戦でJ3昇格成績要件達成の可能性があります。

試合感想

奈良クラブ強かった。

自信に満ち溢れて堂々とした頼もしさが見られた試合でした。

試合開始からボール保持率も高く、相手陣内でプレーする事の多い理想的な展開。

前半終了間際にPK獲得。

これを奈良クラブ29番浅川隼人選手が落ち着いて先制点。

この時点で得点ランキング単独トップに立ちました。

後半も奈良クラブ優位に進めて74分に9番金子昌広選手のナイスシュートで追加点。

その直後にティアモ枚方のエースストライカー9番森本ヒマン選手が奈良クラブGK31番アルナウ選手と1対1からのシュート。

これを防いだのは大きかった。

その後もティアモの猛攻は続き、88分に再び森本選手が今度は奈良クラブCBを引きはがしながら綺麗なループシュートで1点返される。

嫌な時間帯に失点だ。

今シーズンもいくつかあったトラウマを思い出してしまった奈良クラブサポーターも多いでしょう。

しかし、そこは今日も明日も成長を続ける奈良クラブ

後半AT3分のとても良い位置でのフリーキックのチャンスもしっかりボール保持に使い、逃げ切り成功。

奈良クラブ昇格に向けてラストスパート。

後続を引き離す大きな勝利でした。

次節について

次節は鈴鹿ポイントゲッターズとの対戦。

11番三浦知良選手が奈良にやってくる!

今節も89分から途中出場してJFL最年長出場記録を更新。

次節もきっとロートフィールドのピッチに立ってくれるでしょう。

 

奈良クラブ鈴鹿戦、大事なポイントが3つあります。

 

1.J3昇格王手がかかる

この試合に勝つと、他のチームの動向次第ではJ3昇格に必要な条件の一つ、リーグ4位以内、且つ百年構想クラブ内で上位2位以内という成績要件に王手をかけられます。

 

2.得点王争い直接対決

今節先制時には得点ランキング単独トップに立った浅川隼人選手ですが、鈴鹿ポイントゲッターズ19番三宅海斗選手も今節決勝ゴールを挙げ、浅川選手に並んでいます。

さらに、FCマルヤス岡崎9番酒井達磨選手も得点して1点差で3位。

熾烈な得点王争いが続いています。

浅川選手と三宅選手の得点王争い直接対決!

試合後に得点ランキング単独トップに立った方のチームがきっと勝つ!

奈良クラブの29番と鈴鹿ポイントゲッターズの19番

この二人に注目しましょう!

 

3.観客動員1万人チャレンジ

J3昇格条件の一つに観客動員3万人超(1試合平均2000人超)があります。

奈良クラブは残り3試合で13048人必要です。

次節鈴鹿戦で奈良クラブ来場者数1万人を目標に準備を進めています。

厳しい状況の中ですが、達成できれば一気にハードルが下がります。

奈良クラブは今シーズン過去最高に強く面白い試合をしています。

先日大分戦の5000人も凄かったけど、鴻ノ池に1万人なんて集まったらどんな景色が見られるでしょうか。

今まで奈良になかった空間に立ち会えるんです。

この先10年は人生の自慢にできるでしょう。

しかしこの日、私はよりによって年に数日ある休日出勤日に当たってしまいました。

人生そういう時もあります。

行きたくても行けない人もいます。

だからこそ行ける人は是非、

2022年10月23日(日)ロートフィールドへ!

この試合が初めての観戦でも構わない。

奈良クラブの選手を誰一人知らなくても構わない。

この日が奈良クラブとの出会いになる人が何千人もいるから大丈夫。

チケットの入手方法やイベントの詳細は↓からチェックをお願いします。

note.com

 

そして奈良クラブは1万人の観衆の中で最高の試合を見せてください。

天気も良く全て大成功する一日となりますように。

 

高みへ!

次の試合に勝つ!

2022年JFL第24節 ラインメール青森対奈良クラブ

Starting Formation

試合結果

ラインメール青森 1-2 奈良クラブ

詳細はこちら

順位表

※22節 大分ー三重戦 は、試合未消化。

奈良クラブ2

奈良クラブの今シーズン11位以上が確定。

奈良クラブに昇格マジック14が点灯

・昇格マジック14とは

残り6試合で勝点14以上(4勝2分又は5勝)獲得すると他チームの勝敗に関わらずJ3昇格要件(リーグ4位以内且つ百年構想クラブ2位以内)をクリアします。

次節順位:13

次節昇格マジック:8~14

試合感想

J3昇格ライバルチームに2連勝!

しかも負けると昇格圏外に落ちるサバイバルゲームに勝てました。

 

前回対戦時は守備に重心を置きすぎて全く得点の匂いのしなかった奈良クラブ

この試合も前半は青森にかなり攻められて我慢の時間も多かったですが、シュートには至らずも惜しいシーンは結構ありました。

たとえば前半32分の相手GKへのパスを29番浅川隼人選手が奪ったシーン。

これが後半の先制点の伏線になりました。

しかし青森も4位まで順位を上げるだけあって強いし怖かった。

43分のカウンターはやられたと思いましたよ。

奈良クラブがよく守った。

画面越しではありますが、この日の奈良クラブはボールを奪いに行く時、そして保持している時にかなり集中力の高さを感じました。

note.com

上のプレビューでフリアン監督が、

今週1週間のトレーニングは非常に強度が高かったので、選手たちがどのようにトレーニングしたのか、皆さんにお見せできればと思います。

と述べていましたが、こういうところかなあと思いながら観ていました。

後半になると、その集中力が功を奏してか奈良クラブペースに。

66分の先制点はその集中力の差の勝利。

相手のパスミスを見逃さなかった29番浅川隼人選手

見事なループシュート奈良クラブ先制!

 

しかし、

この頃から配信映像が止まる時間が増えてきた・・・。

※現在配信されているアーカイブでは修正されています。

 

70分青森の同点シーン。

コーナーキックをセットしてからピタリと動きが止まり、動き出したら青森の選手が大喜びして、青森48番アレフピットブル選手がお祈りしていました。

この選手は9月にラインメール青森に加入したばかり。

2020年にJ2水戸ホーリーホックで8得点挙げた実績を持つ選手だったんですね。

しかもこれがJFL初得点。

これから対戦するチームには要注意選手になりそうです。

 

そりゃあなかなかうまくいかない。勝点1でも今日は上出来。

画面上では選手がワープしまくる異次元サッカーを観ながら、そんな消極的な考えをしていてはいけない。

 

80分に今度は奈良クラブコーナーキックから29番浅川隼人選手が2点目!

これで遂に得点ランキング1位に並びました。

浅川選手が得点王になれば絶対昇格、否、優勝も狙えます。

是非ハットトリック2回やって20点目指してください。

 

その後はさらに配信状況が酷くなり、ほぼ何がなんだかわからなくなりました。

どうやらマルヤス戦の反省を活かしてしっかり鹿島って守りに守っていた様子。

 

さらにAT5分だったはずなのに7分経っても試合終了の笛を吹いてもらえず、本当にやきもきしましたがようやく試合終了。

奈良クラブJ3昇格に向けて大きな大きな勝利でした。

※現在配信されているアーカイブ映像では9番金子昌広選手と10番山本宗太朗選手の体を張った奮闘ぶりがしっかり確認できます。後半ATの7分間の攻防は奈良クラブラインメール青森の今季の強さが詰まっているので是非ご覧ください。

https://youtu.be/IPMTGOZ2-mI

 

次節について

次節はアウェイでFCティアモ枚方戦。

JFLでは奈良クラブの2勝1分1敗、しかもフリアン体制になってからは平均得点が3.3点と相性はかなり良い方です。

しかし、そういうデータで油断していると足元をすくわれるのがJFL

枚方は監督が変わった今節にヴィアティン三重に勝利しています。

しっかり準備して勝利を期待しています。

 

高みへ!

次の試合に勝つ!

J3ライセンス交付

2023年度J3クラブライセンスについて、9月27日のJリーグ理事会で判定結果が発表され、奈良クラブへも無事交付されました。

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心配していました

今シーズンの新体制発表会からずっと心配していました。

2022年新体制発表会(3) J3昇格条件 - 奈良クラブがある日々

特にロートフィールドへの照明設置について。

2022年5月奈良クラブ奈良市より、2024年シーズン開幕までにホームグラウンドのピッチ内いずれの場所も照度1500ルクスの明るさを保持する照明設置を確約する文書を提出すること。

しかしながら、奈良クラブからも奈良市からも良いニュースがないまま目安の5月を過ぎました。

 

J3ライセンス取得が厳しそうだ - 奈良クラブがある日々

正直この頃には落ち込みを最小限にしようと心の備えを始めていました。

 

しかし9月になって、

9月に決着する事 - 奈良クラブがある日々

奈良市議会9月定例会の補正予算案の中に、

 

を見つけ、もしかしたら大丈夫かもとなりました。

それでも当日判定結果発表までは五分五分ぐらいだろうと思っていました。

 

無事ライセンスが交付されてホッとしました。

 

照明は結局どうなるの?

では結局照明問題はどうなったのか?

Jリーグ理事会の1週間後にチェアマン発言録がリリースされました。

www.jleague.jp

しかし、この中にはロートフィールドの照明設置に関して言及がない。

そして2022年10月4日現在、奈良クラブからも奈良市からも特に発表はありません。

しかし、一つ良いニュース。

上の補正予算案について、

予算決算委員会審査報告書(P2)

無事に予算が通りました。

ただ、これで照明設置が決まったわけではありません。

1.設計積算が行われ、令和5年度予算案にて予算が計上

2.奈良市議会令和5年3月定例会にて承認(恐らく令和5年3月23日議決)

3.入札にて施工業者決定

少なくとも2については大きな関門として待ち受けているでしょう。

さらに奈良市から奈良クラブに相応の負担(億単位)を求められるかもしれません。

三者的な視点で見ると、なんでこんな頼りない状況でライセンス交付したの?です。

政治の世界になるので表に出せない事だらけなのでしょうけど、なんだかすっきりしません。

それでも、とにかくライセンスは交付されたわけですから、昇格を決めましょう。

それが照明設置のハードルを下げる何よりの効果となるはずです。

観客動員要件に対する疑問

J3昇格要件で今シーズンから復活した観客動員要件1試合当たり2000人超については記者質問があったようです。

www.jleague.jp

から引用します。

Q:J3のクラブライセンスの件です。適用条件の中に、入場者数2,000名超という項目があります。ここ2シーズンは新型コロナウイルス感染症の影響でこの項目が免除になっていたと思いますが、今季についてはこれを厳格に適用するのかどうか、見解を教えてください。

A:大城マネージャー
ご認識のとおり、ルール上、今年は免除しないということになっているので、平均入場者数2000名を達成していただく必要があります。2000名に満たなかったときにどのような判断をするかは、11月に理事会で入会審査を行いますが、理事会の判断になるかと思います。

Q:確認ですが、現在、JFL4位のラインメール青森ですが、かなり現実的に平均入場者数が2000名に届かない状況になりつつあるのですが、そうなった場合、理事会で承認される可能性があるということでいいのでしょうか?

A:大城マネージャー
ルール上は2000名に満たなければいけないので、可能性があるかと聞かれると、ないという回答になるかもしれません。ただ11月に理事会がどう判断するかは、その時の状況によると思います。

 

なんですかこれは?

今年は免除しないという理由を聞きたいのに答えていない。

 

『平均入場者数2000人を達成していただく必要があります。』と断言しているのに、

『2000名に満たなかったときにどのような判断をするかは、11月に理事会で入会審査を行いますが、理事会の判断になるかと思います。』

 

一体どっちだ???

 

当然皆そう思うのでもう一度具体的なチーム名も挙げて質問しているのに、

 

『ルール上は2000名に満たなければいけないので、可能性があるかと聞かれると、ないという回答になるかもしれません。ただ11月に理事会がどう判断するかは、その時の状況によると思います。』

 

だからどっちだ???

 

これなら観客動員要件なんて最初からいらないのでは?

例えば観客動員数が平均2000人に満たないチームが成績要件を満たしたとて、

このチームは気に入ってるから昇格させよう。

または、気に入らないから昇格させない。

なんて事も起こりうるわけです。

理由なんて後からいくらでも作れますから。

 

各チームが集客に対して、金銭的なリスクも含めてどれほど莫大なエネルギーを注いでいるのか、JFLを見ている人たちならわかるはずです。

それにコロナや天候不良で平日など不利な日程に変更されてもいます。

奈良クラブだって先のFC大阪戦で3179人が1269人に減りました。

それらに対する救済も慰労も何もない。

あまりにいい加減で無責任で無慈悲なJリーグの態度には憤りを隠せません。

力ある強者が弱者をもてあそんでいるかのようなリスペクトの無い傲慢さも感じて不愉快極まりない。

 

それを必要とするならば、きちんと言い切ってほしい。

 

それでも、きっと奈良クラブは、そして他のライセンス交付チームも、平均2000人超を達成するために黙って最大限の努力をするはずです。

言いたくても言えないものね・・・。

 

だから、こんな零細ブログだけでもご意見申し上げておきます。

 

残り7試合。ホームゲームは残り3試合。

J3ライセンスは交付されたけれど、まだまだ先は長いし険しい。

奈良クラブ、是非乗り切りましょう。

 

高みへ!

次の試合に勝つ!